「だめんず」と聞いて皆さんはどんな男性を思い浮かべるでしょうかはてなマーク

 

浮気はてなマーク酒癖はてなマーク賭け事はてなマーク ま、どれも「だめんず」の要素としては十分ですが、最も厄介なだめんずは、同じことを何度も繰り返し、しかもあちこちに子供を作っておきながら面倒は見ず、面倒を見ているわけではないのに「自分の子どもはこんなにいるビックリマーク」と、自慢する「ボス猿思考」の男性でしょう。

 

勿論、この条件だけで「だめんず」を確定出来るものではありませんが、あまたいる「だめんず」の中でも被害にあう人の数と内容からいけば、この「ボス猿思考のだめんず」の右に出るものはいないのではないでしょうかはてなマーク

 

しかし、ここで間違ってはいけない事は、「あちこちに子供を作る事が即悪ではないという事」です。

問題なのは「面倒を見ていないのに(面倒を見る気が無い、面倒を見る財力もないのに)子供の数や相手女性の数を自慢する」などをしてマウントを取ろうとする事です。

 

お金配りや月旅行予定で話題の前澤友作氏は2人の女性との間に3人の子どもがいる事が知られていますが、ビジネスに関係する事で話題(騒ぎ)になる事はあっても、この女性や子供の事で騒ぎは出て来ませんね、つまり、それだけ金銭的にも精神的にもケアし上手に守りながらコントロールしているという事でしょう。

 

物事には流れがあり、順調に流れているようでもどこかに必ず澱みが出来ます。澱みにより被害を受けたり、澱みに身を置かなくてはならなかったりすると不満が生まれ文句が出ます。それを素早くどう改善、解消するかがその後に大きく影響するわけです。

前澤氏は自分の会社を上場させたほどの経営者ですからこの「澱み」や「問題解決」については敏感に察知して適切に対処できるのでしょう。

 

こういう方は間違っても、相手が不機嫌だからと問題解決せずにお皿を洗ったり洗濯をしたり、薄っぺらいおべんちゃらで相手のご機嫌を取るような的外れな事はしないでしょう。

 

もし、前澤氏と同じような人がいてパートナーに「子育てが不安汗、家事が大変あせる」と言われたら、ベビーシッターやナニー(一時的なベビーシッターとは違い長期で子供専門に世話をする日本では乳母のような存在。海外の上流階級や王室などが古くから利用する子供専属のシッター)や家政婦を入れてパートナーの悩みを軽減させるでしょう。

 

そもそもこういう方は、お金がある無しに関係なく自分の子どもをステータスの一つと考えるようなお猿さん思考の人とは違い「自分の子どもを産んでくれるにふさわしい相手」として教養や知性などを考慮した上で選んでいる事が多いため、パートナー自身に問題解決能力や取捨選択能力が高く問題が起きにくいという事もあります。

 

双方に問題解決能力があるので問題が起これば二人の中で解決を目指すため誰からも文句が出ないと考えられます。

 

しかし、世の中には財力もないのに、あちこちに子供を作ってケアするどころか暫く音沙汰もないのに自分を「子だくさんの頑張るパパ」に見せたくて子供を引っ張り出してまるで自分を飾るアクセサリーのように子供を扱い、問題を起こしては周りに迷惑をかけ自分では解決できない「お猿さん思考」の人もいます。

 

同じような行動をして、同じ男性なのに何が違うのでしょうかはてなマーク

 

これは「論理的思考」か「動物的思考」かの違いでしょう。

 

問題を解決するためには、問題の原因を見つけどう改善、解消するかを考える事も大切ですが、それが一時的な付け焼刃でなく持続的でなければ意味がない事も理解した上で、例えお金がかかろうと長い目でみたり、効果を考えて合理的な判断が出来るかどうかという思考が必要になります。

つまり、悩み、比べ、考え、最善の一手を出すという思考的に大変疲れ、また煩わしい作業を脳内で繰り広げなければならないのです。

 

この「思考する」というのは、平たく言えば「脳みそを動かす」って事で、これがとても人間的思考でエネルギーを使うんです。

 

だから考えている間に疲れてしまって途中で放り投げたり、疲れてイライラして問題とはまた違う喧嘩を誰かに売ったり、喧嘩ついでに違う問題を投下して問題をややこしくしたり・・・と、問題を長引かせる人ほど「問題解決のために考える(思考する)事」をしません。

 

逆に言えば、考える事をしないので問題が長くなり、長くなり疲れるので目先の事に食いついてしまう・・・だけど他人に「あぁ考えられずに短絡的な判断をしたんだね~」と思われたくない(プライドだけは高い)ので、マウントが取れる事(女性の数や子供の数)で自分のプライドを守ろうとしたりとカオスな状態になっていくんですね。

 

同じプロセスであれば同じ結果しかでないでしょう。

毎回同じ失敗結果しか出ていないのであればそれは学習能力が無いともいえます。

 

世の中には結婚離婚を何度も繰り返す人が一定数いますが、その中でも根本的に結婚には向かない事に気付かず、思考せず、飽きやすく、感情のまま行動しその都度子供を作ったはいいが、長く続く子育てに飽きてしまい別の子作り相手を求めて家庭を顧みない、その割には世間体を人一倍気にして自分を飾ろうとする人も案外多いものです。

 

こういう人に引っ掛かってしまう人の中には、恋愛時に思考にフィルターがかかってその時の自分に都合の良いところしか見えず、人の忠告も助言も別の国の言葉のように理解出来なかったりして突き進んで後で後悔・・・なんて人も珍しくはありません。

 

「あっ違ったな・・・あせる」と思ったらどこで見切るかはとても大切な判断になります。

 

収入やステータスや見栄・・・、いないよりいた方がまだましだから・・・、漠然とした不安・・・、などなど、見切れない要素はあるかも知れませんが、よーく考えて、その人は同じことを繰り返していませんかはてなマークその人は考える事が苦手ではありませんかはてなマーク短時間で機嫌が変わりませんかはてなマーク守らない約束をしていつも終わっていませんかはてなマーク

 

見切れずにズルズルと判断を先送りにした結果、ボス猿のグループを構成する一人になってしまって人生終わる人も珍しくはありません。

 

後で後悔しようが、泣こうが、それはその人が選んだものですから、今立っている道がその人が選んだ道なんです。

 

人生の道は常に時間の経過とともにあるので過去に戻る事は出来ませんが迂回する事は出来ます。

 

「あっこの道じゃなかったあせる」と気が付いたら戻れない過去に縋り付いたり、懐かしがって過去ばかり見るのではなくなるべく早く迂回ルートを探しましょう。

 

人生の道は常に時間の経過とともにあるのですから迂回ルートもあっという間に「あの時なら選べた迂回ルート」になってしまいますよ。

 

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです音譜

 

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

今回のお話しは、少し抽象的な表現が多く分かりにくいところがあるかもしれませんが、分かる人にはわかり、現状に置かれている人には耳の痛い言葉になっていると思います。

 

「自分には関係ないわ」と思っている方も一つの助言や教訓として記憶しておいて頂けると幸いです。

 

今現在、ボス猿のグループの一員になってしまった人もまさか自分がボス猿の相手の一人になるなんて思っていなかったでしょうからね・・・