自分に罰を与えてはいませんか?
故人が亡くなったことへの罪悪感、あるいは心残りを持ち続け、自分の心を痛めつけることで、その人にしてあげられなかった罪滅ぼしに自分へ罰を与えていませんか。
彼(彼女)に辛い思いをさせたのだから、私だけ幸せになってはいけない。
忘れちゃいけない。
そんな風に心に痛みを与えているのなら、それは自分への罰です。
自分を苦しめることで報いることはできません。
傷は連鎖します。
そして、幸せもまた連鎖します。
気持ちの変化が訪れる時期は人それぞれに違います。
今はまだ自分が幸せになることに向き合えないのなら、無理に気持ちを切り替える必要はありません。
その時期が来れば自然と変化できるものです。
ただし、自分を苦しめることが罪への報いだと頑なに信じ続ければその時期やきっかけが訪れても気付くことができません。
本当に故人に報いたい、安堵させたいのなら、あなた自身が苦しみから開放されることです。
そして願わくば、心が満たされる生き方をすることです。
罪悪感を軽減したくて自分に痛みを与えているのかもしれませんが、実はそれが傷の連鎖を起こし、かえって罪悪感、深い悲しみからの解放を遅らせます。
あなた自身の痛みが和らぎ、故人に安らぎを与えることが、あなたが罪悪感から解放され、安らぎを得られる唯一の方法なのです。
今は難しくても、その時は必ず訪れます。