昨日も仕事から戻ったら、息子が泣いていた。


またまたクラスのいじめっ子体質の子から
意地悪されたらしい。

 

この子は何かにつけ今までも手出し口出ししてきて
その結果、何度か「学校にいけない事態」にもなっている。

 

これまでに何度も「起きた事実」を学校に報告して、
担任の先生も事実確認の上、何度も注意してくださっているようなのだけど全く改善しない。

 

今日は教室で、以前同じマンションに住んでいて、ク

ラスも一緒になることが多かった(息子は仲良しだと思っている)男の子から

「(特定の1人の子の)名前を黒板に書いて」と言われ、
素直で疑うことを知らない息子は、頼まれた通りに書いたらしい。

 

書いたら問題の子とその取り巻きから
「なんで人の名前を黒板に書くんだ!」
と責められたらしい。

 

息子は頼まれたから書いただけ。
そこに他意は全くないのは分かっていて責めていたんだろうな。
息子が信頼を置いている子をメッセンジャーにして
やらせたところからして、かなり底意地が悪い。
もちろん先生が見てない休み時間中の出来事。

 

いやね。
息子は「普通」とされる基準とは違う水準の中にいるのは
確かなんだけど。
それは周りに「多大なる迷惑をかける」ほどの違いではないはずだし、

彼は彼なりに精一杯やっていると思う。

 

本人に成り代われないのでわからないけど・・・。
モノの見え方や聞こえ方をとっても、
私たちとは少し違うので、集団生活は彼には刺激が強い。
なので、「普通に学校生活を送る」ということ自体が
彼には負荷が高い。

 

別に「仲良くしてほしい」とか「手助けしてくれ」
なんて思わない。

 

「そっとしておいてほしい」それだけなんだけどな。
なぜ思春期男子にはそれが分からないんだろうな・・・。

 

今回の出来事の中に「唯一のポジティブポイント」を探すとしたら、

これまでだったら
「頼まれたからやっただけなのに、責めた〇〇君が悪い!」
とひたすら怒って泣いてたであろう息子が、
今回は「名前を書いてしまった子に申し訳ない」という気持ちで泣いていたこと。

 

息子には今後
「それは誰からの依頼なのか?」
「どうして必要なのか?」
 (誰かに関係することについては)
「相手の承諾を得ているか?」

 

3点確認して、全部納得できない場合は
「それでは僕はできないから」と断る。

そう作戦を決め、明日名前を書いてしまったお友達には
「何も確認せず書いてしまってごめんね」と謝れば
問題ないよと説明したら落ち着いてくれました。

 

少しずつだけど、彼は彼なりに確実に成長しているんだから
そっとしておいてほしいんだけどな~