3日目､最終日｡
今日は本物です｡
まだ食べていなかったアワビ粥です
朝､ホテルからタクシーを拾い景福宮へ｡
日本で予約しておいたチマチョゴリのレンタルのお店で着替えて守門軍の交代儀式を見に行きました｡
世界中から来られたたくさんの観光客が､私達と同じように韓服で見学されていました｡
外国の方にどこでレンタルできるか､いくらか､
何度も聞かれました。
うちの場合､聞かれるのは大人3人の誰かですが､
答えるのは必ず娘です
高い授業料を払って学校に行かせている値打ちをこの時ばかりは感じます｡
なれないチマチョゴリにつまづきながら､写真をあちこちで撮って過ごしていると時間はあっという間に過ぎます｡
予定していた北村韓屋村を諦めて､
服を返して仁寺洞(インサド)へ向かいました
旦那は時間的に厳しいと言いましたが､どうしても行きたかったのです｡
この選択が後に大変な結果を生むことになります｡｡｡
仁寺洞は伝統的工芸品等のお店がたくさんあります｡
私は欲しかった韓紙のポチ袋や封筒をGETできて嬉しかったです
サムジキルというショッピングモールもかわいくて素敵なお店がいっぱいでした｡
う○ち焼き
中にはあんこやチョコが入っておいしいです｡
もっともっとゆっくりしたかったのですが､なにしろ飛行機の時間があるので､
ソウルまでタクシーで､ソウルから直通列車で仁川空港まで行きました｡
送っておいたスーツケースを受け取り､
チェックインするのに少しプチトラブルがあったのか､受け付けの人が電話でやり取りしたり時間がかかりました｡
やっと終わり､食事を取ろうと､レストランを探し､注文がこれまたスムーズにいかず時間ロス｡
ほぼかき込むように食べました
慣れない空港なんだし､出国審査などをしてから食べれば良かったのです｡
ただでさえ押しているに､いろんなハプニングが重なりもうかなりやばい状態になってしまったのです｡
そして､とうとう走ることに
私｡｡｡
退院してから、横断歩道を小走りするのもちょっと心構えが必要なんです｡
それが､エスカレーターも長い長いフロアも猛ダッシュです｡
また遠いし､とっくに筋肉痛だし､息も続きません｡
死ぬかもとちょっと思いました
旦那は1人でも先に行けば待ってくれると急いだらしいです｡
でもみんなついて行きます｡
私は途中から限界が来てしまってもう走れません
自分の不甲斐なさに情けなくなります｡
見えている目的の番号が果てしなく感じます｡
なんとか､ギリギリ間に合い乗り込みました。
息があがって落ちつかないうちに離陸でした
水分補給をしっかりしたいのにミネラルウォーターも買ってません
私､今血圧250くらいいってるかもと思いました｡
みんな私を心配してくれます｡
深呼吸を何度も繰り返し､なんとか落ち着き､お水も頂き､何も起こらず関空に到着できました｡
よかったぁ~
着陸間近
夕日を見ながら無事に帰れた喜びを感じました｡
が､しかし
飛行機1本乗り遅れても､死にはしないのでは？
返金されなくてもたかだか数万円｡
保険をかけてるとはいえ､仁川空港でもしぶっ倒れて病院連れてかれたら数千万円かかる場合もあるのでは？
自分が無理を言って遅れたのであまり言えませんが
家に着き､久々の､しかも恐怖の血圧測定です｡
ヒェ─────────ｯ
上124 下 89
嘘やん､めっちゃいい
出発前の約2週間､
だいたい毎日 上140 下100
だったのに｡
こんなことある
有酸素運動が良かった
母は身体が疲れてても､気持ちが楽しければ
血圧も良くなるんじゃないかと言います｡
旅行はそんな力があるのかもしれません。
今回思いました｡
旅行はどんな事よりリハビリになると｡
普段の生活とは違うことばかりが起こります｡
触れたり､見たり､聞いたり､味わったりがいつもと全部違います｡
頭にも身体にも凄い刺激になるので､できれば
旅行はした方がいいのかも知れません｡
退院した頃は想像もできなかった韓国旅行
ほんとに楽しめて嬉しく思います｡
家族､そしてたくさんのことに感謝です
思い切ってほんとによかった