日曜日。滝に行こうか迷う。
天気がイマイチなのだ。
行きたい草津町の滝は
滝に近付くには途中から沢歩きする所だから
前日も雨だから山道も危ないから避ける。
関東で晴れ予報なの千葉県。
千葉県は日本の滝百選がひとつもない。
高い山がないそうで
落差が小さいとこが多いとか。
画像見ると鴨川市の四方木不動滝が
見た目良さげ。
滝の近くに
数台停められるスペースはあるけど、
そこに行く道が車すれ違えないとか。
ふれあい館の駐車場利用可で
徒歩20分くらい。
どうしようか考え中。
滝を見に行く様になって
ふと思った事。
澄んだ水や滝の音やマイナスイオン、
周辺の自然、
そこに辿り着くまでの過程等
楽しみの要素がある。
滝と言えば岩肌、
鉱物好きさんにも
わくわくさせる要素がありそう。
滝とセットなのが山道。
なかには歩き易い遊歩道がある所もあるけど、
斜面を延々歩くなんて
普段の生活にはない動きの連続に
めげそうになりながらも
ただただ滝が見たい好奇心が奮い立たせるので
精神面にとても良い効果。
山道の斜面では時に木の根に助けられ
木の幹にも助けられ、
フォローしてもらった木たちに感謝しつつ。
普段の生活環境でよく目にする
遠くの筑波山に勝手に親しみがあるので、
違う山に行く時には
山同士の会話で
筑波山がそっちに行く人間をよろしくと
伝えてくれているのを空想する。
無事に戻り帰り道を行くと
自宅に向かう方向には
いつも筑波山が見えるから
ただいまと心の中で伝える。
場には気の良いタイミングがあって、
常に同じではなくて、
いつでも同じではないから、
ドンピシャでタイミングが合えば、
木の下を通り過ぎる時
頭を撫でられる様な感覚があったり、
その場所の一部分だけ
通った時生き返った様な気分になったり、
ああいう感覚ってナゾだけど。
車に乗って通過する時にも
そういうのがあるので、
なんのセンサーなのか分からん。
物(特に鉱物や植物)を触っている時にも
なにか手の平に微弱な
ナニカが伝わってくるのだけど
例えて言うなら波動みたいな、
人間の身体にある水分に振動する
ナニカと関係するんかね。
東京の池田山公園に10数年前初めて行った時、
すり鉢状に下にある
池に向かって歩いていたら、
なぜか池の方角から物凄い圧で抵抗感があり、
例えるなら
突風の向かい風に逆らって進む感じ。
風はないのだけど。
早朝で公園の管理の方が掃除してるだけで
ほかに人は見当たらない。
全身で圧を受けて、
足取りが重たくなかなかうまく進めない。
恐れの感情が出たけど、
せっかく来たのだから引き返したくない、
池まで行きたい。
頑張って一歩一歩進むうち
ある程度の距離まで近付いてきたら
急にふっと身体が軽くなり圧が消えていた。
という経験がある。
そのあと一時期何度も
池田山公園には行ったのだけど、
あの圧はそれきり一度きり。
なので、場には気の巡りのタイミングがあって
常に同じではなくて、
便宜上気と呼んでるけど
私が知らない呼び方がある
ナニカがあるんだろうなといった認識。
自分の心が周りに振り回されっぱなしで
心底疲れてた時期が長くあったので、
心が強くなるには柔軟である事、
座禅体験で耳にした
車窓を見る様にただ過ぎて行くだけ
とらわれない意識のずらし方、
不思議な出来事にも
そういうのがあるくらいの認識。
人の興味は年齢に関係なく
いつでも新しい趣味は見付かるのだなと
次に行く滝を探している。