イギリス人夫、車を買う
夫はこれっという趣味も無いのですが、仕事で車関係の職に就くぐらいとにかく車だけは好きな人です道路を走ってる車のエンジン音からどのエンジンを搭載してるか分かるらしいです(すごいを通り越してちょっとこわいです)車への憧れをずっと抱いていたにも関わらず、これまで車を持った事が無かったのですが、この度、初めての車を購入する事になりました私は車に関しては走ればいいじゃんぐらいの無関心で軽が運転しやすいし、税金も安くて良いじゃんて感じなんですけどこだわりたい夫は中古車販売のアプリを四六時中みて吟味してますそこで、候補を2つに絞ってフォルクスワーゲンのポロGTIメルセデスベンツのAクラスこちらのどちらかに決めることにしました。イギリス人夫、結構、楽観的で日本で車を買うのも色々プロセスがある事を知らない私「日本で車を買うには契約書に印鑑を押さなきゃいけないから、まず印鑑を作って印鑑を役所に登録して証明書を取らなくちゃ」夫「たった車を買うだけなのに、そんな複雑な訳ない」と私の言い分聞かず、、後で調べて必要なプロセスだと知り、渋々取り掛かりますまずは、ネットで印鑑の注文→問題なく、届きました印鑑登録→夫ひとりで、役所に印鑑を持って登録。辿々しい日本語でなんとか乗り切って、登録、印鑑証明書を手に入れました役所の人はいつも親切で有り難い営業所に予約を取って、見に行きました、一軒目。とりあえず、車体を見させてもらって、車内など確認。営業社員、外国人と思って、あんまり相手にしてない感じ私たち「あの人、ほんと売る気ないねー、あの人から絶対買いたくないねー」て一軒目を後にしました。後日2軒目、同じく車体、車内を確認して、状態はOK価格も予算内。後は乗り心地。試乗のお願いしてみると、「購入検討段階、最後の決め手で乗り心地の確認をするのであれば、可能です」て感じで、念押しそんなに買わなそうと思われてるのかしら夫も気に入り、さぁ詳しい話をしましょうてところで「でも、印鑑はありますか?印鑑証明書はありますか?」との質問。夫「ありますよ!」自信満々に印鑑証明書を見せたところで、スタッフの態度も変わり、ようやく話が進みました。平行して、駐車場の契約も同時進行車の購入に必要な書類の提出、駐車場契約に必要な書類の提出、それぞれの契約書に署名押印、、イギリス人夫にとってはプロセスが多すぎてストレス爆発寸前夫「So many papers, so many papers」書類仕事が終わり、代金の振込てタイミングで担当者より「請求書の金額に間違いがありました!消費税が計算されてませんでした。」私たち「・・・」私「言葉の壁がある外国人が日本の仕組みに従って、間違えないようにちゃんとしてるのに、あんたたちは何なんだーて怒ってやる」夫「誰にでも間違いはあるんだから、しょうがないよ、多めにみようよ」と大らかな夫のおかげでクレームを入れずに、支払いを終えることができました。なんて紆余曲折ありながら、ようやく念願の車を購入する事ができたイギリス人夫でした