「ウエイト・スミス版」司祭
夢が散った、そこの君。
わたしを訪ねておいで。
わたしは君の古い記憶に刻まれている、思い出すだけで心やすらぐ懐かしいあの場所で、君の訪れを待っている。
わたしは今も昔も変わらずに、君のこころの友だ。
限りなく降る雪何をもたらすや 西東山鬼
君は弱い自分を見つめすぎて、弱い自分に呑み込まれてしまっている。
君に必要なのは心と頭をからっぽにして、ただ耳を傾けること、感じること。
風のささやき、お腹に響く大地の声、野鳥のさえずり、人々のおしゃべりに生活音。
それらすべてが君を励まし、勇気づけ、ふたたび希望に火をともす。
わたしがしてあげられるのはこれくらいだけれど、聡明な君のことだ。
この地で両手に抱えきれないほどのものを受け取るだろう。
弱い自分と仲良くなって、明日へと力強い一歩を踏み出すだろう。
さあ、そこの君。
わたしを訪ねておいで。

