ムジカノーヴァのコンクールの連載、全15回・・・毎号4ページ、かなりの量でしたが、最終回をなんとか書き終えて編集部に提出、完結しました。

さあ、単行本化にする作業に突入！！！

まだ企画通ってません。

まずは企画書をいま作っています！！！！

まずは全部の号の小見出しを一覧にして、並べ替えや重複がないか、内容を一覧にして目次の案を作ります。

この設計図づくりが、若い頃はまったくできなかった。

その結果、10を書いて９捨てて1を残す、それを繰り返し、残った文章から小見出しを考え、その小見出しを並べかえる。通して読んで、順番を変え、内容も書き換える。・・・・こんなことをやっていたら底なし沼で永久に完成しないでしょ、みたいな状況で1年も2年も粘ってました。

どうやったら本が書けるのか、ノウハウ本みたいなものも沢山読んで、既存の本の目次とかも徹底的に分析して、「目次を最初に考えて順番に書いていく」と語る著者の方の話を読み、「目次なんていきなりつくれない。書きながらじゃないと考えられないのに。私は才能がないんだろうか」とかクヨクヨしてた時期もありました。

最初の1冊が一番大変で、だんだん書き慣れるごとに、全体像が見えてきて・・・最近はようやく、目次を最初に作れるようになってきました。とかいって2021年に出した「譜読みの基本」なんかは書きながら考えたり調べたりしてたので駆け出しのころに戻ってしまったみたいに難産で10年もかかってしまいましたけど。

才能がないんだろうかとか考えた。若かったですね。才能がどうこういってないでやるべきことをやるだけなのに。だいたいうまくいかないときにはやるべきことをやっておらず、逃げたくなる時にそういうフレーズが出てくる。

単行本デビューしたのがちょうど20年ぐらい前なので、まだまだこれからです。

ということでいきなり正念場です。

単行本の目次を作る