87歳の母は、20年近く前(60代)に一度うつを患いました。
その経験から「うつかもしれない」と感じたようで、
転居先の近くに心療内科を見つけ
お世話になることにしました。

なにしろ(青天の霹靂な)胸椎圧迫骨折からのメニエール重症化からの心療内科です。
とても遠い病院にかかることは無理でした。
心療内科の門を叩いたのは3月。
まるまる2ヶ月経ってから
母娘で「お医者さんを替わってみようか」という話になりました。
その理由は第一に
先生との相性が悪い
です。
初診の折、
母が症状を話し始めたらピシャリと
「私が訊いたことにだけ答えてください」と釘を刺され
母はそこで心を閉じてしまった模様です。
それでもお薬にすがる気持ちで2週に一度通院しました。
体調が思わしくない時は
私が相談に行ったりしましたが
なにしろ先生のゴキゲンが日によって乱高下(;´Д`)  
こちらは先生だけが頼りなのですから
怒らせるようなことを言ったり
そんな態度を取った自覚は毛頭ありません。 あーそれなのに。
こりゃあ、母も先生にすがる気持ちが失せるだろうなと感じました。

ふたりして
なんで患者や患者の家族が
お医者さんの顔色を伺わなくてはならないんだ❢という心境に達してしまったのです。

もうひとつ、些細なように見えますが重大な理由があります。
待合室の居心地です。
ここの待合室は
ただ硬めの椅子が並んでいるだけ。
横になれるスペースも(水を含んだ綿のように、もしくは鉛のようになっている)身体がリラックスできるようなソファもない。
予約制でも待つことも多いので、居心地はとても大切なのです。

お薬の効果が少しでも感じられたら
それでもすがっていたかもしれません。
しかし診察でいちいち否定されたりするようでは治るものも治らない。

そして別の心療内科クリニックに電話をするに至ったのでした。(つづく)クローバー

本日のお楽しみルンルン
  刺繍チューリップ
  しかもスウェーデン刺繍という珍しいものです。一心不乱になれる刺繍はストレス発散にベスト❕