でんでらこ 杵築神社 奈良県大和郡山市山田町

十月中旬


 でんでらこ(奇祭)元々は十月十三日 十四日に 行われていた祭も 現在の世相を反映 今は 十月中旬に行われるようになりました。


元々神社は 日本最古の厄除け寺 松尾寺に 習合されていましたが分離によって 松尾寺を支えていた 地域の山田町の中心地へ 遷宮されましたそのなごりとして 現在も 宵宮 本宮には 松尾寺の 御住職が神事には 参加されます 






夕刻より 宵宮祭が 斉行される 






神事終了後 拝殿では 子供が 大人に酒をつぎにまわり その後 樫の枝で 大人と引っ張り合いをし 大人が 樫の枝を放す 当然子供達は 後ろにひっくりかえる この所作は 子供達に 大人の社会の厳しさ教えているのではないか 






奈良県地方では 各町 言われは 違えど大蛇に関する 祭りは多く  子供達が 大人社会に入る 元服を 表す事が多い  






その後神殿前に点けられた ローソクの火が点けられ 大きな火柱があがり 豪快な 大松明となります。この「でんでらこ」
行事の所作八岐大蛇伝承をあらわして 素盞鳴尊が 大蛇を退治んして 燃やしたと言う伝説からきたでのではないかと思われる



杵築神社 
奈良県大和郡山市山田町 
アクセス JR小泉駅より 西に徒歩三十分 小泉駅より タクシーが便利