ほうらんや火祭り(昭和57年に奈良県の無形民俗文化財に指定) 春日神社 八幡神社 奈良県橿原市坊城町

 
八月十五日







橿原市東坊城町の春日神社と八幡神社に伝わる盆の火祭り「東坊城のホーランヤ」(県指定無形民俗文化財)について、主催する奉賛会が今年の火祭り行事を中止し、非公開の神事のみに限定することを決められた








奈良県橿原市の南西部に当たる坊城町で、毎年八月十五日に「ほうらんや」という火祭(奇祭)りが行われる。







地元の人達に聞いても 4百年続いて行われている「ほうらんや」火祭り 名前の由来や祭りの起源もはっきりしませんが この暑い時期に行われる事から 疫病退散 松明が 菜種 小麦藁などの農作物から作られる事から 五穀豊穣を祈願して始められたのではないか?と思われる 







この日は先ず午後一時から弓場の春日神社で四本の松明(たいまつ)が奉納され 火を点け境内を担がれ 中央で燃やされる その後同じ町内の約一kmほど離れた万田の八幡神社に移り、午後三時から七本の松明が奉納 同じように火が点けられ 境内中央で燃やされる  







松明は地区ごとに作られており、その大きさもそれぞれで 大きいものでは高さ三m、直径二m、重さは実際に計量したことはないそうですが三〇〇~四〇〇kgくらいと言われています。






松明は各地区 当日の朝から作られるが、反割にして青竹を荒縄でしばりその中に、小麦わら、菜種殻、笹竹などを巻く、正面には「エビ」と呼ばれる稲藁で作られた注連飾りをつける。担ぐのは松明の胴の部分に作った輪に三本ないし二本の丸太棒を通し、三~四十人の人によって担がれる。







春日神社:13:00~
八幡神社:15:00~


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橿原市役所商工観光課
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