和歌祭 紀州東照宮 和歌山県和歌山市
令和六年五月十二日

 

 和歌祭は毎年、5月第3週日曜日に行われる紀州東照宮の大祭の渡御の呼称で 紀州の国祭、天下祭、権現祭とも呼ばれ、親しまれてきたお祭りです 








和歌祭と呼ばれているのは、紀州東照宮のある山を和歌山(わかさん)といい、一山を上げてのお祭ということで和歌祭と呼ばれたとか、江戸時代に東照宮を口にするのは恐れ多いということで「和歌の御宮」と言い習わされていたところから和歌祭と呼ばれるようになったとか  








お祭の当日、陸上では紀州の武勇を示すものや紀州人の心意気を表現した行列が、神輿に従い、海上では御関船(おせきふね)を浮かべて、陸海で行われてきた和歌祭も 御関船がなくなり、陸上での渡御だけになってしまいました。







お祭の構成は当初、紀州徳川家が中心に、行列の御奉仕は株組織で構成されていて、それぞれの芸技おのおのが独立した型になっています。その「株」が連合して祭の行列となり、そこに無礼講として土地の人々の得意とする芸技集団が行列の後に続いていました。







各「株」は家臣団の個々が、名誉をかけて、その技術を代々、口伝によって継承されてきました。





紀州東照宮さんの御朱印







紀州東照宮
和歌山市和歌浦西2丁目1ー20
TEL.073-444-0808
アクセス JR和歌山駅・南海和歌山市駅から和歌山バス新和歌浦行き約20分、権現前下車徒歩1分

和歌祭ウェブサイト http://www.wakamatsuri.com/