上げ馬神事 多度大社 三重県桑名市 
 
五月四日五日




毎年5月4~5日の多度祭に行われる「上げ馬神事」   







三重県桑名市多度町に700年以上前の江戸時代から現在へと受け継がれてきた大祭。人馬一体となり、急な絶壁を一気に駆け登る、勇壮華麗な神事で、 かつて農家では上げ馬の上り具合で豊凶が占われた。 








今ではその年の景気を占ったりする。 5月4日は宵祭り、各地区6人の少年が家族ともども1ヶ月におよぶ精進潔斎をし、さらに祭りの1週間前には一層心身を清めた青年の騎手が陣笠裃姿で馬に乗って、100m余りの馬場を助走し、境内に造られた高さ約2m余りの急な絶壁を駆け上る尚武を兼ねた勇壮な信仰的競技で、馬の上がり具合でその年の豊凶を占う。








上げ馬の回数は、4日は各地区2回ずつの12回で、5日は各地区1回ずつの6回である。







なお、5日は上げ馬のあとで、神輿3基を肱江の御旅所船着社に渡御して、須賀(スカ)の馬場にて流鏑馬(ヤブサメ)神事が行われる。
 また、1991[平成3]年からかつての春の神事を秋の祭りとして流鏑馬祭が復活し、毎年11月23日に開かれる。







五月四日
例祭前日祭(午前8時)
騎手(祭馬)乗込(午前9時30分) 
馬場乗(ばばのり)(午前11時頃から)
坂爪掛(さかつめかけ)(午前11時30分頃から)
上げ馬(午後1時頃から12回)
騎手と神職の盃(午後3時頃から) 
須賀馬場乗込及び馬場乗(午後4時頃から)
鞭祭り(午後9時30分より)
騎手宮籠り 
五月五日
例祭祭典(午前6時) 
発騎途中の弦打
神児・騎手(祭馬)乗込(午前10時30分頃)
馬場乗(ばばのり)(午前11時30分頃から)
神児迎え式(ちごむかえしき)(午後1時頃より) 
上げ馬(午後2時頃より6回) 
楠廻りの行事 
神輿(おみこし)渡御(とぎょ)(午後4時頃)
御旅所祭典 
やぶさめ
神輿還御 
あくまでも予定ですので当日は主催者発表の確認を!


 
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