お燈まつり 神倉神社(熊野速玉大社摂社) 和歌山県新宮市
令和六年二月六日


熊野地方に春を呼ぶ火祭り、神倉神社の「お燈まつり」は毎年2月6日夜、行われます。






熊野年代記には、西暦574年(敏達天皇3年)正月二日に神倉山が光を放ち、翌年正月六日夜、神倉火祭り始まると記されており、歴史ある炎のみそぎ神事で県無形文化財に指定されています。






熊野三山の一つ熊野速玉大社の摂社・神倉神社は、日本書紀に天ノ磐盾と呼ばれたゴトビキ岩がご神体。素朴な自然崇拝の原点で、熊野三山の神々降臨の霊山といわれています。





ここを舞台に、2000人前後の上り子が、白装束に荒縄を胴に巻いたいでたちで、五角錐の松明に御神火を受け、一年の家内安全などを祈願。急峻な538段の石段を駆け下りる奇祭

 





その様は、「お燈まつりは男の祭り、山は火の滝くだり竜」と新宮節に唄われています。神倉神社は、お燈まつり当日だけ女性の入山は禁止されています



神倉神社さんの御朱印






神倉神社
〒647-0044
和歌山県新宮市神倉1-13-8
お問い合わせ 0735-22-2533
アクセス  JR紀勢本線 線新宮駅北へ徒歩二〇分