ベッチャー祭 一宮神社(吉備津彦神社) 広島県尾道市
十一月一日~三日



文化4年、尾道に悪疫が流行し、この悪疫の平癒祈願をし、病魔退散のお祓いを三日二夜にわたり行いました。その修祓の日(旧暦の10月18日)ベタ、ソバ、ショーキー三面の鬼神と獅子頭を先導に、神輿が町へ繰り出したのが始まりとされています






尾道ベッチャー祭りは、尾道市民俗文化財に指定されている奇祭






毎年11月1日・2日・3日に行われ、3日には「ベタ」、「ショーキー」、「ソバ」の面を付けた氏子たちと獅子が、神輿とともに市の中心街を練り歩く





子どもを見つけると追い回し、手にした「ささら」や「祝棒」で頭をたたいたり、体を突いたりします。






ベタ・ソバに「祝棒」で突かれると子宝に恵まれ、ショーキーに「ささら」で叩かれると頭が良くなると伝えられています。また1年間の無病息災で暮らせると言われています






尾道を有名にした NHK朝の連続ドラマ てっぱん で 尾道育ちの主人公が、いじわるで横柄な態度を取る祖母のことを陰で「ベッチャー」と呼んでいた。 






一宮神社(吉備津彦神社)
〒722-0033 
広島県尾道市東土堂町9-16 
TEL 0848-22-5545

アクセス 「JR尾道駅」より古寺めぐりコースを徒歩10分。

尾道べッチャ-祭りホームページ http://onomichi.main.jp/betcha/index.html