翁舞 奈良豆比古神社 奈良市
十月八日 二十時頃から






 奈良市 奈良豆比古神社では 国指定無形重要文化財 県指定無形重要文化財 翁舞 が舞われます
 






この神社の秋祭の宵宮祭で午後八時過ぎ、当家がかがり火をつけ、神主を先頭に、素袍に長袴をはき、笛・小鼓・太鼓を持ったはやし方が拝殿に参進、烏帽子に素袍の地頭・地謡・脇、次に三番叟・千歳・大夫の順に着座。







神職のはらいのあと笛の吹き出しによって翁舞がはじまる。現在の「翁舞」は、いわゆる式三番で、太夫(たゆう)、千歳(せんざい)、三番叟(さんばそう)、脇(わき)によって、天下泰平、国土安穏を祝い、神威にて氏子の繁栄と豊作を祈願する舞となっています 





翁舞で、 特に古い形態を残しているのは、千歳と三番叟との問答です。三番叟が千歳に話しかけると千歳が正面を向き、千歳が三番叟に話しかけると三番叟が正面を向くという、互いに向かい合うことのない問答で、神に語るといった形式を取っているのでしょう。これは、「翁舞」独特の姿を示すものとして注目されています

 

 







国指定無形重要文化財 県指定無形重要文化財

奈良豆比古神社 奈良市
〒630-8104
奈良市奈良阪町2489
TEL0742-23-1025
FAX
アクセス
近鉄奈良駅徒歩、約30分。バスは、「近鉄奈良駅」または「JR奈良駅」より、青山住宅行きか、奈良阪行き、木津行「奈良阪」で下車 徒歩約5分