戸開式大法会 千光寺 奈良県生駒郡平群町
四月第一土曜日
修験道の祖である役小角(えんのおづぬ)は、舒明天皇6年(634年)元日、出雲の国の高賀茂問賀介麿(まかげまろ)と賀茂役氏の娘の白専女(しらとうめ)の子として、大和国葛木上郡茅原の郷に生まれました。
幼少期の時より山に入り、修行を積み、修験道を開かれました。後に成人し、金剛葛城山において仏道修業に励まれました。
西暦660年頃、生駒明神に参拝の折にご神託により鳴川の里に入り、小さな草堂を建て、将軍木(ウルシの木)で千手観音を刻んで安置しました。
その後、天武天皇が国家鎮護を願って伽藍を建立し、「千光寺」と名付け、寺領500石を下し賜われました
千光寺縁起より
千光寺の行場である元山上ヶ岳の山開きと山閉じの儀式。
冬の間、修行の場である山々を閉じ、次の季節への生命力を育む。
千光寺境内で護摩が焚かれ、行者堂の鍵の受け渡しが行われます。
戸開式(戸開式大法会) :毎年4月第1土曜日
戸閉式(戸閉式大法会) :毎年10月第1土曜日
戸開式(戸開式大法会)当日
行者堂の鍵渡しが大峰山阪堺役講衆により昔ながらの作法にて執り行われ 一同行者堂へ向かう
行者堂の扉が開けられ 一同での般若心経唱える
その後山伏さん一行も上がってこられ 般若心経を唱えられる
いよいよ護摩焚き 作法
点火
燃え上がる護摩
千光寺さんの御朱印
千光寺
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