斑鳩神社秋大祭 斑鳩神社 奈良県斑鳩町
令和四年十月八日 九日  




斑鳩神社秋大祭が 行われます 法隆寺五地区(三町・西里・東里・五丁町・並松)の鎮守社「斑鳩神社」のご神霊が神輿で、法隆寺境内の 御旅所へ渡御される珍しい渡御は古くから行われているいるようです。


 

 






室町時代頃から中断していましたが、明和三年(1766年・江戸中期)に 復活され、金堂と五重塔の間に御旅所渡御。






その後、文化年間(1804~ 1818・江戸後期)に神輿迎えの太鼓台が登場します。明治元年神仏分 離令から一時期は中断しましたが、明治10年復活して、御旅所を中門・ 妻室・綱封蔵東側広場へと変えつつ現在に至っています。   






地元町内から 布団太鼓(かなり古い)が担ぎ出され お旅所祭と同時に 二町づつ 担がれる お寺の境内での祭礼 神仏混合のなごりを残したている 太鼓台マニアとしては 過去の太鼓台を見れる 祭りとして興味深い








(宵宮)  
    斑鳩神社本殿から神霊神輿が氏子たちに担がれ稚児(女児)行列などをお供に 斑鳩神社の鎮座されている山を下りる。 
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目11番奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目11番 13:30 法隆寺・東大門前で 法隆寺5地区(三町・西里・東里・五丁町・並松)の太鼓台と 提灯台(だいがく)がお迎えします。 
 14:00 神輿は太鼓台の先導で、東大門から東院前・南大門を経て 法隆寺境内の綱封蔵東側広場の「御旅所」に安置されます。 お伴した太鼓台・提灯台(だいがく)は、大宝蔵殿と鏡池の  間の広場に据え置かれます。 
 16:00 いよいよ太鼓台の境内巡行です。ドドドドドドドと太鼓の早打ちで担ぎ手が集まり、ドーン、ドーン ドン、デン、ドンと太鼓の打ち出しで境内広場にでます。 (担ぎ合い) 東大門と西大門の間の広場を2台と3台の二組にわかれて 何回か往復します。太鼓台がすれ違うとき、太鼓の音は一段と強く、かけ声も”ヨイサ、ヨイサ”と一段と大きく、3トンの太鼓台 を上下に大きく揺すり力比べをします。 
       ・・・・・・・・・・・ 
 夕刻 境内の闇の中に御旅所の神灯が灯り、太鼓台・提灯台に明か りが入ります。 
 19:30 昼間と同じように、 
  (1)2台担ぎにて巡行  (2)3台担ぎにて巡行します。 
      
      夜も更けて太鼓台提灯台は各集落へ持ち帰ります。


(本祭)  
  午前中、太鼓台・提灯台は各集落内を巡行します。 法隆寺境内御旅所では、法隆寺と住民の安泰と五穀豊穣を 感謝し、変わらぬ豊かな暮らしを祈願して、巫女による神楽 奉納などがあります。 
 13:00 法隆寺5地区の太鼓台が、境内御旅所前に集合します。 
 13:30 太鼓台・提灯台は、宵宮と同じように、 東大門と西大門の間の広場を2台と3台の二組にわかれて 担ぎ合いをします。 
 15:00 神霊神輿がお旅所を発ち、往路と同じ道筋を太鼓台と提灯台 が先導し、法隆寺・東大門に連座して見送り、2日間のお祭り  が終わります。 

斑鳩神社
 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目11番
アクセス JR法隆寺駅より 北に二十分

お旅所(法隆寺境内)
〒636-0115
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
TEL.0745-75-2555
JR法隆寺駅より 
徒歩約20分
バス「法隆寺門前」行き、法隆寺門前下車
 JR王寺駅より バス「春日大社・奈良」行き、法隆寺前下車 
 近鉄奈良駅より バス「JR王寺駅」行き・「法隆寺」行き、法隆寺前下
自動車
西名阪自動車道法隆寺インターより北に五分(法隆寺付近駐車場(有料)あり