勝部の火祭 勝部神社 滋賀県守山市
(一月第二土曜日)
勝部の火まつり<2021年は関係者のみで斎行され、一般の見学はできません
滋賀県を代表する勇壮な火祭として有名で、県の無形民俗文化財に指定されています。
祭の起源については諸説ありますが、一般には鎌倉時代、土御門天皇の病気が重いので占師に占わせたところ、数千年も生きている大蛇がその元凶だというので切り殺して火に焼いて踊ったところ、天皇が全快したことに始まるといわれています。
当日、松明1本1本に、 神酒・鰯・豆腐を供えて 三基の大太鼓が街中を練り歩いてから、宮入り
二十時ごろ、大蛇の胴体をかたどった大松明十六基が境内に締め込み姿の若者により担がれ宮入 そして、若者が裸のまま神前で御神火から火をもらって一斉に点火します。
そして、鐘や鼓を打ちながら、締め込み姿の若者たちが、無病息災を祈願して「ごうよ」「ひょうよ」(御脳平癒の転)と大きな掛け声をかけながら乱舞するという、勇壮な火の祭典が始まります。 勝部で使われる松明は、長さ5~6m、直径40cmの 長い円柱で、材料には菜種の茎が用いられています。全体で大蛇の胴体を表し、木片は大蛇のうろこを表しているといわれます。
同じ日に、頭が落ちたと言われる浮気町の住吉神社でも同じように県選択無形民俗文化財の火祭りが行われます。しっぽが落ちたと言われる瀬田の方では同じような火祭りは行われていないそうです
勝部神社
〒524-0041
滋賀県守山市勝部1丁目8-8
TEL 077-583-4085
アクセス JR琵琶湖線・守山駅・西出口徒歩5分
守山市駅前総合案内所ホームページ http://www.pc-moriyama.jp/