三谷祭 八剱神社 若宮神社 愛知県蒲郡市
(10月4土・日曜日 海中渡御は日曜日)。
今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止になりました
元禄九年(1696年)八月の或る夜、三谷村の庄屋”佐左衛門”は、不思議な夢を見ました。
その夢とは「この郷の産子神である八剱大明神が、村の東辺の若宮八幡(若宮神社)へ渡御なされた。というもので、 その夢を現実化したのが「三谷祭」の始まりと言われています。
その後 祭りは京都祇園祭の影響を受けたとされる絢爛豪華で雄大な山車を、各区が競って建造し、当時道の狭かった海岸地域では 海中に曳き入れて渡り この事が「天下の奇祭」と言われるようになったようです
しかし時代の変遷に伴い、若宮神社前の海岸埋め立てられ、海中渡御は、昭和三十五年の祭礼を最後に姿を消しました。
その後、山車の海中曳き入れを復活する声が高くなり、若宮神社東の海岸において、平成7年には1台の海中試し曳き、翌8年には4台を曳き入れ現在に受け継がれています
八剱神社
〒443-0021
愛知県蒲郡市三谷町七舗139
JR東海道本線「三河三谷駅」から徒歩5分(八剱神社まで)
三谷祭公式ホームページ http://www.38fes.jp/