狐の嫁入り神事 (節分祭)海山道神社 三重県四日市
二月三日

狐の嫁入り神事は毎年節分の日におこなわれ、 追儺の鬼はらい 海山道神社に古くから行われていたようで三重県の珍しい節分祭として地域で親しまれてしたようです。
 
 
 
 
 
 
海山道神社の説明によると 神使、福徳家の娘狐福子が、神使の総本家、助四郎家の小狐助太郎のもとへお嫁入りする事を再現  
 
 
 
 

道中を新郎新婦はもとより、仲人・親族も正装し行列に参加します。神使狐の面と婚礼衣装を着付けた狐の新郎新婦は、榊を振る神職のの先導で、赤鬼・青鬼 嫁入り道具や笛・太鼓の楽人等と共に行列をなし 神社外側を回り 近鉄海山道駅より 鳥居をくぐり 神社に入る。 
 
 
 
 
 
狐の夫婦は特設舞台に上がり、三三九度の盃を交わした後、祝儀袋に入った福餅や福豆を参拝者にまかれます。この狐のカップルは毎年、氏子区域の厄年にあたる方の中から選ばれるそうです
 
 
 
 
 
狐の嫁入り神事の他に節分の日には合計7回の豆まきがあり 新郎新婦の狐がまく祝儀袋の中には、『萬両』の焼印が押された榊の葉が入っているものがあります。この榊の葉をお守りとして持っていると「お金が入る」という言い伝えがあり そして新郎新婦の狐がまく祝儀袋の中には家具や留袖など豪華景品の当る三角くじが入っていることもあります。
 
 
 
 
 
海山道神社
三重県四日市海山道町1-62
TEL059-345-5419  
アクセス 近鉄海山道駅下車すぐ  改札西出口   徒歩30秒