終い弘法 東寺 京都市南区
十二月二十一日
十二月二十一日
東寺を開いた真言宗の祖・空海、弘法大師の命日にあたり、天福元年(1233)に仏師康勝の弘法大師像が造像されたことをきっかけに、延応二年(1240)からは大師のご住房であった御影堂においても御影供法要が執り行われるようになりました。
これが現在の「弘法市」のルーツにあたります。またこの頃になると、毎日、朝昼夕の3回、お大師さんに礼拝する3時勤行が行われるようになりました。
つまり、延応2年に御影堂での御影供が行われるようになって以降、東寺における大師信仰というものが確立していくわけです。
その弘法大師の威徳をしのび境内に市が立つようになったと言われています なかでも師走21日の「弘法さん」は特別に「終い弘法」と呼び習わされ、年の瀬ならではの慌ただしさと活気に満ちた情景が繰り広げられる。
午前五時に開門されるや、りんご飴、たこ焼き、乾物などの露店、そして、書画骨董、大工道具、古布、アンティーク着物から、手作りのアクセサリー、皮革製品 植木市 正月用品 などその数千店 、威勢の良い声が飛び交う。時間帯によっては参道はそれらを観て廻る人波に押され、まっすぐ歩くのは困難なほど。20万人以上の人出でにぎわうというからすごい!。
東寺
〒601-8473
京都市南区九条町1番地
TEL 075-691-3325 FAX 075-662-0250
東寺ホームページ http://www.toji.or.jp/
アクセス JR京都駅(八条口)南へ15分 近鉄京都線東寺駅より西へ10分
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