六本木一丁目駅の
泉屋博古館東京へ。
安宅コレクション名品選101。
会期末も近いし、
ぶらぶら美術館でも紹介佐れたので、この美術館ではめずらしく列ができていた。
名品の数々を間近に見て
優美な形と色合いに感動。



一番好きだったのは
澱青釉紫紅斑 杯
色のコントラストもかた地の優しさも、縁もみんな好き。
来れでお酒をのんだら
さぞや美味しかろう。




国宝 飛青磁花生
とんでいる鉄釉がかわいい。
絶妙なバランスで配置され
形も愛らしい。
重要文化財
瑠璃地白花 牡丹文 盤
ふちが白くなっていることで
すっきりとシャープな印象。
瑠璃色もきれい。
加彩 婦女俑
似ていると云われた。
私も盛唐時代だったら美人かも。
その他
木葉天目も
油滴天目も
うっとりするほど美しい。
安宅コレクションの名品というだけのことはある。
安宅英一氏の確かなものをみる目と
情熱によって集められたものが
住友財閥によって
大阪市立東洋陶磁美術館に収められて散逸しなかったことの幸運を噛み締めた。