明治以来の高密度の工芸の世界を
若手の四作家の競演でみせる。
和光らしい催し。



金工の 釋永 維
漆芸の 山村慎哉
硝子の 塚田美登里
陶芸の 水元かよこ

北陸で活動する4人の作品は、どれも非常に個性的。

私は、釋永さんの鍛金の作品に感銘を受けた。
オーソドックスなもの
金属にたくさんの穴をあけ、細くのばし、自由自在に曲線で表現したもの
レースのように繊細な花入れ
非常に手の込んだ作品が多い中、銅を薄く円形に伸ばし、中心が正三角形になるように折りたたんだ皿に一目惚れ。
大きいもの、小さいもの2種、思わず購入してしまった。
手元に届くの5月の予定。
待ち遠しい。

塚田さんの硝子の作品は、
光を通して、下の台に映る硝子のきらめきを追求したものもあって、なかなか美しい。

山村さんの螺鈿の茶器(棗、中次、香合など)は、超絶技巧。

水元さんの作品は、陶芸の世界を拡げたかんじ。可愛らしい女の子の絵付けや、斬新な形にもびっくりした。

これから
どのような作家になっていくのかとても興味深い10年後、また四人展みたいなあとおもった。