三越本店の一階ホールで
伝統的なものと位置付けられてきた「KOGEI」を現代日本の美術としてとらえるという試みの展示をしていた。

若手のかたから、人間国宝の土屋順紀さんまで。

印象に残ったのは、
山村慎哉さん。
蒔絵で現代的な作品を。
分業でなく、全部一人でされているという。



九谷焼の伝統を継承しつつ、シャープな作品をつくるのは、見附正康さん。




富本健吉風でもあり、
CG作品みたいでもあり。
繊細な作品に目が釘づけ。




こちらは、土屋順紀さんのもの。
小さく切った紋紗をアクリル(ガラス)の中に閉じ込めた作品は、誠に現代的。

篠原ともえさん、
金沢21世紀美術館長でもある秋元雄史さんの企画のようだ。

なかなか楽しめる展示であった。
写真もご自由にといわれた。
パンフレットもいただいた。