次の陣痛が来たら、踏ん張ってみることにしました。


陣痛がきて

いた~い。って感じたので、お腹に力を入れて


う~~~って踏ん張ってみました。


長男の時は吸引だったので踏ん張り方が分かりません。

よく分からないので、吸引してくれても良かったのですが・・・


1回の陣痛で三回踏ん張りました。

自分でも笑えてきて、陣痛が収まった休憩中に

助産師さんに

「こんなんでいいんですか?こんな踏ん張り方で生まれませんよね~」ときくと

「いやいや、生まれますよ~とってもいいかんじですよ~」といわれて、

私は「え~ほんとうに~。」など助産師さん、看護師さんと普通に会話をしていました。


「後何回で出てきますか?」ときくと、助産師さんは1回か2回でうまれるよと。


まさか~


そして、また陣痛がきて踏ん張った時、子供が出てくる感覚に対して痛いとしか感じられなくなり、

駄目駄目。もったいない。私はこの幸せな瞬間に酔いたい気分でした。

2度目いきんだ後に私も、あ~もう生まれるぞと思った瞬間に


目をつぶり旦那の手をしっかりと握り

お腹の子供に

あなたは私が命を懸けて守った大切な大切な宝物。

お兄ちゃんと、パパの為がまってるよ。

三人で守った命だから元気よく出ておいで。皆で幸せになるために。と


心の中でつぶやきました。


不思議と私のベットの周りに人が増えているように感じました。

そう。8時過ぎになり日勤の方々が出勤されて、先生のご配慮で
全員が私の出産に立ち会ってくれるように指示をしてくださったそうです。
切迫で長い時間私を励ましてくれた看護師さん、助産師さんの笑顔と声援が


とても幸せでした。みんなの声援のお陰で


大きな陣痛が来て、「いった~~~い」と叫んだところ

「頭がみえてきたぞ~」と旦那が

まさか。「うそや~そんなに簡単に見えんって。」と私は冷静でしたが

周りの助産師、看護師さんが

「見えてる見えてる!!」と

助産師さんが

「もう一度ふんばってみて」と言われて、

う~~~んと踏ん張ってみると


あらあら


何かがでてきました。

その瞬間


「うまれた~うまれた~」とギャラリーの方々が喜んでいて

え~こんな簡単にうまれたの~と


赤ちゃんを見た瞬間、長男とそっくりでした。

元気な元気な男の子。

手はあるか?足はあるか?顔はどんな顔をしているか。


一通りテェックして私はとても安心しました。

もしかすると、生まれることが出来なかった命かもしれない。

けれど、私達の大事な宝物として生まれてきてくれて

本当にありがとう。


涙がとまりません。

そして家で寝ている長男に早く会いたくて会いたくて

旦那さんに長男を迎えに言ってもらいました。