LDRに入って、ベットの上に上がった時には今から来る壮絶な痛みに少し躊躇してましたが、

これから子供と一緒に生まれる事への戦いに私の胸は高鳴りました。


そして6時ごろから生理通が3分に1度1分弱痛みに追われて

陣痛が収まる瞬間にはとても幸せで幸せで


この痛みがないと生まれてこない。

今必死で生まれてこようとしている子供に感謝で一杯でした。


テレビを見ながら、そろそろ陣痛が来るぞ~と待機します。

「イタイイタイ~」と1分ぐらい続きますが・・・その後直ぐに和らぎ

いつ生まれるんだろうか・・・

こんな簡単な痛みだとまだ生まれないだろう。と

一人で陣痛を楽しんでいました。

7時24分になり、本格的に痛くなり

これは旦那にもしっかりとこの姿を見せなければいけない!と

LDRのソファーで寝ていた旦那を起して

「いたい!いたい!」とアピール。

そんなに痛くなかったけれど・・・


そして、そろそろ助産師さんを呼んで励ましてもらおうとナースコールしました。


助産師さんが訪れて内診してもらったところ、


「子宮口が前回!やばいもう生まれる~」だそうです。

私は仲のいい助産師さんに

「こんな痛みで生まれませよ~」と余裕でした。


けれど、助産師さんは「やばいやばい何も用意していない」と一生懸命
出産の用意が始まります。


そして、痛みが強くなってきたはずの陣痛なのに

その助産師さんがいると痛みがとても和らぎました。

その助産師さんとは、私がシロッカーの手術をしたときに一緒に付き添ってくれた方でした。

辛かった切迫の日々が走馬灯の様に思い出されます。

LDRの隣のリカバリー室で1日をすごしました。

手術のあとリカバリーで聞こえる

お産している人たちの声を聞きながらとても羨ましく思った事

無事に生むことが出来るか不安と恐怖で涙したこと

私が守らなければいけない命。絶対に守ると心に誓ったことを思い出し

早産を乗り越えて、38週までお腹にいてくれたことが感無量でした。

だから、陣痛の痛みはとても幸せで幸せで助産師さんにも

「ありがたい痛みですね~本当にしあわせや~」とずっと言ってました。

そして、助産師さんが「そろそろ踏ん張って出してもいいかも」と