本来なら、流れ的には、茨城、栃木の県境にある神社をご紹介する予定でしたが、こちらを先にご紹介させて頂きます


吉田八幡神社

茨城県常陸大宮市(旧美和村)


栃木県との県境近くで、国道293号線から県道29号線に入って、すぐ左側に三浦杉公園駐車場があります(数十台駐車可)


駐車場から、歩いて100mくらいで鳥居前に着きます


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鳥居を潜った石段には、立派な杉が並んでいますね


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少し上がっていくと、一際目立つ大杉が2本見えます


これが、三浦杉です


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大抵、写真だと近くのものがクローズアップされて、実際より大きく見えますが、この三浦杉は、ぜひ実物を見て頂きたい杉です


僕の第一印象は「凄い!」

「この杉を見られて良かった~!」です

僕が過去に見た杉では、間違なくNO.1でした
(県内で、一番二番とされる安良川の爺すぎ、近津神社下ノ宮の鉾杉、筑波山神社、香取神社のご神木、富士北口本宮浅間神社の富士太郎杉、日光の巨木たちなど)


実測では、上記の杉たちに及ばないかも知れませんが(手前、男杉8.8m、奥、女杉8.3mだそうです)


生えている位置、形、風格など、文句なく超A級の杉です


手前にむき出している根っこも太さ1mぐらいありそうです


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但し、この杉は、枝の落下のおそれがあるので、赤い柵の先には行けません

が、左側の看板


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「あれっ?注意して行けば行っていいのかな?」


※ダメです!後からこの看板に気が付きました


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後から、よく読むと「石段を通っての通行全面禁止」とあります


と言う事は?


石段を通らなければ良いのかな?


右側の斜面には、人の踏み跡らしきものもあります
(神社関係者だけかも知れませんが?)



と言う訳で、知らずに石段を上がって、間近で見てきました(笑)


男杉

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女杉

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数10m上の枝が気になって、少しドキドキしました


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上から見た三浦杉


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拝殿

八幡社なので、ご祭神は、誉田別命でしょう


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境内社

何社だったか定かでありません(ごめんなさいm(_ _)m


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こちらは、十二社神社だったと思います?


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そんな訳で、この神社は「三浦杉に尽きる!」と言っても過言ではありません(断言してしまった、神社関係の皆さん、すみませんm(_ _)m


正に、ご神木と言うより、ご神体そのものでした


ちなみに名前の由来は、下記の通りです



久寿2年(1155)、相模国の住人の三浦大介基安が勅命により下野国那須ヶ原に金毛九尾(キンモウキュウビ)の悪狐退治に向う途中、吉田八幡宮に武運を祈願し、鎌倉から持参した2本のスギを社殿前に植えたといわれます。当初は鎌倉スギとよばれていましたが後年、水戸光圀が参拝のおり、この故事を聞き、「しからば三浦杉と称するがよかろう」といわれました。以来三浦スギとよばれるようになったといいます。
 


名付け親は、天下の副将軍さまだった訳ですね(ハハーm(_ _)m



この杉が、いつまでも今の勇姿を保ち続けます様に(-人-)

と思わず祈願してしまう様な杉との出会いでした