エリカと佐知子さん、東京駅にて。
仙台駅に到着！これから、ローカル電車で松島駅へ。
初めてバックパックを使いました。思っていたより、とても荷物が運びやすかったので、ボランティアへ行く方にはバックパックがオススメです！
食事担当は・・・もちろんエリカです！ボランティア中のランチは、作業先で食べるのでスナックや簡単な物を用意しておくと良です。
ここはピースボートが管理している、救援物資やボランティア用の道具を置いてある倉庫にお邪魔しました。
ここでは、ボランティアにより１日１０００食の炊き出しが作られています。元は居酒屋さんで、津波で１階が被害にあったのを、ピースボートで掃除をしその後、炊き出しの作業場としてお借りしています。
金沢から街を活気づける為にいらしていた、お寿司の職人さんです！ボランティアや街を歩いている人にお寿司を振る舞っていて、私たちもごちそうになりました！
炊き出しの準備をしている居酒屋さんやお寿司を作っている場所から徒歩５分以内の街の風景です。
自衛隊の方が行っている、簡易のお風呂です。
橋のガードレールで、津波の強さを実感する事がでします。
お風呂もこの橋も、居酒屋さんから徒歩１－２分です。
石巻市の海岸に近い街の風景です。
地震で火事になった家が津波に流され、この学校まで流されて来たそうです。
このお墓は、私達が宿泊している建物の真横にあります。お墓の後ろにある住宅は見た感じ普通の住宅地なのですが、１階が壊滅的な被害にあっており、住民の方は避難所で生活をなさっています。
宿泊をしていた場所の、徒歩圏内の住宅です。
家主の方の依頼を受け、ボランティアでお掃除のお手伝いをさせて頂きます。
ボランティアのお掃除後のお宅です。
宿舎に到着しました。この宿舎も勿論被害にあった建物なので、必要な物は自分達で準備し、お風呂、シャワーはもちろん無いですし、トイレも簡易のポンプ式の物です。夜は寝袋で寝て、男性の部屋と女性の部屋はレジャーシートで区切られています。
電機はない為、夜はヘッドライトで生活します。
作業をする時はヤッケを着用します。
朝８時から作業開始なので、７時４５分に集合し皆でラジオ体操をします。
ラジオ体操後、作業で使用する道具を準備をし、作業場へ出発です。
宿舎から、徒歩で作業場へ！自転車を持って行くのは、作業場にはトイレがないので、宿舎のトイレを使用しに帰る時の為です。
ヘルメット、ゴーグル、グローブ、ヤッケ、マスク、安全長靴を着用し作業をします。
作業以外でも、どこを歩くにも安全長靴は必ず着用します！
１日目は、ダニバスターズと言う作業のお手伝いをしました。避難所にお邪魔をし、カーペットの代わりに使用している毛布の交換や、掃除をしました。この３ヶ月間１度も毛布の交換や掃除が出来ていないと言うのと、梅雨が始まり夏になると衛生状態が悪化するので、タニバスターズは今の時期が一番忙しいらしいです。
２日目は、アパートに流されてきた泥、ガラス、木、服などいろいろな物を片付ける作業をしました。
ドアの上の茶色いラインが、津波が来た高さです。
この花壇の様な土のある場所は、本当はドアの前（段の上）の様なコンクリートの道でした。
この土の中には、衣類、雑誌、マンガ、ガラス、CDなどが混ざっていました。作業で気を付ける事の１つに、もし大切そうな物が出てきたら保管しておくと言う項目があります。
私達も、写真付きの母子手帳を見つけました。
この日は３０℃を超えていたので、水、空気を通さないヤッケを着ての作業は、体力の消耗がとっても早かったです。私は普段あまり汗をかかないのですが、この日はサウナに入ったよりも汗をかきました。
今回、私が滞在した宿舎はインターナショナル組の場所で、もちろん日本人そして、たくさんの外国人の方がいました。
世界１週旅行をしている時に、震災のニュースを聴きボランティアに参加しているカナダ人の男性。
留学生として日本に来る予定を早めにし３週間ボランティアに参加しているアメリカ人の男性。
外資の会社から、派遣され４日間ボランティアに参加した４人グループの男女。
日本で会社経営をしていて、会社を休み１週間ボランティアに参加したイギリス人の男性。
１週間ボランティアをする予定で参加し、今ではボランティア期間を延期し５週間現地に滞在している、フランス人の女性。
オーストラリアに留学をしていた時に、震災のニュースを聴きボランティアの為に帰国をした、１８歳の日本人の男の子。
名古屋に在住で１週間ボランティアに参加している、スペイン人の男性。
７５歳の日本人男性。
現在１日１０００人のボランティアが、現地入りをし活動しているらしいです。
今回、私が見た被災地は、被災地全体の一部でしかありません。私がお手伝いさせて頂いた作業は、東北が完全に復旧するまでの0.00000001％以下の力でしかないかもしれません。
でも、１人でも多くのボランティアが現地に入る事で、復旧が１日早くなるかもしれません。
私が参加した、ボランティア団体はピースボートと言います。
ピースボートは、短期（２ー３日間）、定期（１週間以上）、インターナショナル、企業団体のボランティアを受け入れています。
私は短期で参加し、交通機関は新幹線を使用しました。交通手段は、バス、車、新幹線などたくさん選択肢もあります。
ボランティアに参加する場合は、説明会に行き、簡単な手続きで参加する事ができます。
GW後、ボランティアの人数が激減したらしく、以前以上にボランティアを募集しています。
ボランティアに興味がある方は是非ピースボートのHPを見てください。
ピースボートHP
http://www.pb-kyuen.net/
私も、近い内にまた被災地に戻る計画をしています!!
xxx Hiroko