大学に入って付き合った友人が“昔の洋画ファン”で、話を合わせようと大学時代に名作映画をたくさん観ました。
私は田舎の子だったので、普通に『グレムリン』とか『ネバー・エンディングストーリー』とか『トップ・ガン』は映画館で観ましたが。
その友人は東京の子だったので、名画座的な映画館で、二本立て、三本立て映画を観る高校生だったそうです。
例えば『第三の男』、『天井桟敷の人々』、ジャン・コクトーの『美女と野獣』や、チャップリンの『キッド』など、無声映画の数々。
当時はビデオ屋さんでDVDじゃなくてビデオをレンタルしたり、大学の図書館でレーザーディスク?を視聴したりしていました。
そんな流れで大学生の頃観た、ミュージカル映画『サウンド オブ ミュージック』。
1965年に公開された映画です。
先日、BSで放送されるのをブロ友さんに教えていただき、録画して、娘と一緒に鑑賞しました。長かったので、二回に分けました![]()
【簡単なあらすじ】
1930年代の終わり、オーストリア・ザルツブルク。
修道院女見習いのマリアは、規律に従わず、野山で歌を歌ったりしていた問題児。
この娘は修道女には向かないと、院長はマリアをトラップ大佐家の住み込み家庭教師に送り出す。
母親が死別したトラップ家には、16歳をカシラに7人の子どもたちがいた。
父親の大佐により、軍隊式に厳しく躾けられていたが、実はいたずらっ子達で、歴代の家庭教師は居つかなかった。
マリアもいたずらの洗礼を浴びるが動じず、子どもたちを温かく包むことで、次第に信頼されていく。
古いカーテンで子どもたちの遊び着を作って水遊びをさせたり、トラップ家の教育に新しい風を吹かせるマリア。
一時は腹をたてていた大佐だが、子どもたちの歌声を聞いて、マリアのやり方を受け入れることになる。
一方で、美しい男爵夫人との再婚話が進むトラップ大佐。
マリアは、自分の大佐への想いに気付き、罪深い事だと修道院に逃げ帰る。
修道院長から「自分の道をお行きなさい」と言われ、トラップ家に戻ったマリア。
トラップ大佐は男爵夫人に破談を申し入れ、そのままマリアにプロポーズする。
二人は子どもたちや修道院の仲間に祝福されて、教会で結婚式を挙げる。
ナチスの影響がますます強まるオーストリア。
新婚旅行から帰ったトラップ大佐に、ナチスは海軍の要職に就くよう迫る。
合唱コンクールに向けて練習していた子どもたちを連れて亡命することを決めるが、ナチス党員となった執事の密告により、露見してしまう。
「この合唱コンクールの出場を果たしたら出頭する」と約束したトラップ大佐。
ナチスの監視する中、コンクールで素晴らしい歌唱を披露した一家だが、審査発表には現れなかった。
修道院の手助けを得て街を脱出した一家は、明るい歌声を響かせながら、歩いてスイスへの国境を越えていく。
長っ!
【簡単なあらすじ】でも長っ!
映画では、場面場面に歌も入るので、さら~に長い(174分)のですが、いろいろあって最後まで飽きさせないストーリー展開です。
「ドレミの歌」「エーデルワイス」などのタイトル有名な曲だけでなく、JR東海のCMでお馴染み「わたしのお気に入り」や「もうすぐ17歳」など、素晴らしい名曲に溢れた作品です。
娘さん、字幕でこんなに長い映画観たの初めてかもしれません。
ミュージカルなので戸惑う部分もありましたが。
「『アラジン』とかもそうなんだけど、いきなり男女で歌い出して、完璧にハモる世界線だよな、ミュージカルって」と、変な感心の仕方をしていました。
分かり易い英語と、覚えやすい音楽。
ナチス関連では明るい映画なので世界史の勉強にもなります。
硬い心を溶かされる大佐と、恋をしてきれいになるマリア先生は少女漫画の王道。
そんないろんな楽しみ方のある不朽の名作です。
長いけどな。

