2023年度からスタッドインしたレックスの新種牡馬マカヒキを見てきました。

 

 

ディープインパクト×フレンチデピュティのニックス配合。ダービーをサトノダイヤモンドとの接戦を制し、秋にフランス遠征。前哨戦のニエル賞を勝利して現地でも2番人気に支持されて期待された凱旋門賞は14着と敗れました。それから4年間勝てず長いスランプに。遠征が馬の体調に変化を与えたのでしょうか?21年の京都大賞典が最後の優勝でした。ラストランが昨年の札幌記念で、9歳まで現役で走りました。

 

 

引退が遅くてダービー馬の晩年としては、寂しかったですね。通算28戦6勝。リオンディーズが弥生賞で負けた馬。歴戦の相手は、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、キタサンB、リアルスティール、レイデオロ、リスグラシュー、アーモンドアイ、ラッキーライラック、スワーヴリチャード、コントレイルなど時代を築いた名馬ばかりでした。

 

2023年度の種付け料は50万円。破格の価格で今年は100頭を超えて種付けしたようです。ディープ後継としては社台Sには入れず、芝の中・長距離路線を目指してレックスへということだったのでしょう。

 

再来年、ノルマンディーから募集馬が出るでしょうし、市場の評価がどのくらいになるか・・種牡馬戦争に勝ち残ってもらえるといいですね。