なかなか忘れられない。

母の手のぬくもり。

たまに急に想い出して涙してしまう。

自分の生活している中で、母と過ごした時間や場所や、仕草や沢山の思い出として残っている。

私の家の中には、母の文字も見受けられる。少し認知症かなとなった時、ゴミ箱にプラスチックや瓶など自分でメモを作って書いて貼っていた。出汁の取り方を書いたメモやインターホンの出方や、電話をかけた時の186の付け方や…様々。外したのもあるけど捨てられない。だって、二度と書いて貰えないから。母は手帳を持っていた。認知症の予防には書く事だと言い、日付と天気だけという日もあるが毎日書いていた。ちょっとは読んだけど、しまってしまった。またいつか。


入院してから毎週マッサージして、最後に握手。暖かかったなぁ。話せなくても、そこに行けば逢える。そこに行けば触れられる。動く左手で頭や手を撫でてくれる。
存在感あった。悲しくもあったが、生きてる存在感があった。

人はいつかいなくなる。だから、今を大事にしたい。人と人の付き合いを大事にしたい。

明日にはそのぬくもりを感じる事が出来ないかもしれないから。