今日のバスタイムは マイク ラファティ と ウィリー ケリー です。
実はこのアルバム、リリースが2009年とちょっと古いのですが、内容がとんでもなく素晴らしいのです。
今どきこんな古いスタイルでトラッドを演奏する人はいませんし、このデュオはもう聴けませんから。
マイク ラファティはアイルランドのゴールウェイ出身、アメリカへ移住後もフルートの演奏を続けていました。
娘のマリー ラファティはチェリッシュ ザ レディースのボタンアコーディオン奏者でした。
父娘のデュエット アルバムも2枚あって、これも伝統的なスタイルで演奏されてました。
残念ながら2011年に亡くなってしまったので、もう演奏は聴けません。
ウィリー ケリーはアイリッシュ アメリカンでブロンクス生まれのフィドラー。
フィドルは独学のようですが、叔父や父親がフィドルを演奏したそうです。
また兄のフランシスがフィドルに関して多大な影響を与えたとか。
兄弟によるフィドルのデュオはかなり有名だったそうです。
そして彼自身は意識してなかったかも知れませんが、古い伝統的な演奏スタイルを習得してしまっていたらしいです。