病気を治そうとしたとき、多くの人が誤解していることが、治療は病気を治すためのものだということです。
実は、治療で治る病気など、それほど多くないのです。
いえ、広い意味で言えば、治療で治る病気など一つもないのです。
例えばガンを手術して治ったという場合でも、治したのは自分の体の力で、手術はその手助けをしたに過ぎません。
治すという根本的な概念は医学には「存在しない」のです。
病気に対処する学問が医学だからです。
病気を治すのは、自分の体に備わった自然治癒力です。
自然治癒力はどこから来るか知っていますか?
脳の一部、脳幹から病気を治す力が出てきます。
病気を治そうとしたとき、脳の働きを良くすることが不可欠ということを理解しましょう。