記念すべき第1回目の
他流派勉強会、交流会が開催されました。
メンバーは、
主催して下さった南坊流の中条啓太様
今回台子点前を公開して下さった
貞置流の松本憲和様
台子研究に邁進しておられる
表千家不白流の平賀泰行様
そして大日本茶道学会の私と、
あと非公開で参加された方と。
今回は、有楽流の台子点前を
拝見させていただきました。
松本先生曰く、
有楽(うらく)流と貞置(さだおき)流は
ほとんど一緒なんだとか。
私の勝手な解釈で申し上げると
有楽流の分かりづらいところを洗練させたのが
貞置流みたいなイメージ。
織田有楽斎は信長の弟、
織田貞置は信長の孫にあたります。
有楽流も貞置流も、
伝書の最初が台子点前なので
台子がメインと仰っていました。
武家茶道の台子点前は初めて拝見しましたが
キリっとしたかっこいい点前です。
大寄せの茶会をしないそうなので
貴重なお話を伺えて良かったです![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
皆さんとても研究熱心で
濃い内容のディスカッションとなりました。
ところで
平賀さんの愛読書は
田中仙樵全集(全8巻)なんだそうです![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
全集の何巻に何々が書いてあるとか…
もう~凄いです![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
大日本茶道学会の伝書もお持ちなんだとか。
他流の先生に
大日本茶道学会ですと申し上げますと
本を持っていると仰っていただくことはよくあるのですが
ここまでしっかり読んで下さっているとはびっくりです。
改めて、大日本茶道学会の創始者である
田中仙樵居士は、
近代茶道に多大な影響を及ぼした
凄い人物だったんだなと、実感いたしました。
また、それを引き継いでさらに発展させた
田中仙翁前会長の功績も素晴らしいと気づきました。
今利休と言われる程の仙樵先生の
カリスマ性を知れば知るほど
その後を継ぐことは並大抵のことでは
なかっただろうと思います。
大日本茶道学会しか知らなかったら
わからなかったかもしれないことを
他の流派の方と話すことによって
客観的に知ることができて有難いです。
そして、自分の勉強不足を痛感いたしました。
とくに伝書への熱量。
ちゃんと最初から読むと
お点前の意味や成り立ちも書いてあるんです。
順番の確認でパッと見る程度だったかも![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
反省反省…。![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
中城さんを始め、
皆さんから本当に色々と教えて頂き
たくさんの気づきがありました。
次回は6月下旬に滴月庵で開催予定です。
楽しみです![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)