モアオーガニックなスキンケア通販の「ぷろろ健美堂」を運営する白樺じっちゃんこと八幡です。

 

 

スキンケアとはバリア機能を守ること

 

つややかで透明感のある美肌になりたいというのはすべての女性の願いです。テレビや雑誌の広告や宣伝ですぐれた効果を期待できそうな化粧品の説明をみると、おもわず試してみたくなります。そして日々お気に入りの化粧品でせっせとお手入れしています。ところが多くの人が、真逆の結果を招く結果になっています。最初はよかったのに、使っているうちにヒリヒリ沁みたり赤くなったりして使えなくなるのです。それが進むと酒さなどを発症します。間違ったスキンケアがバリア機能を破壊してしまったからです。スキンケアとは本来、バリア機能を補完する手入れのことなのです。それなのに、なぜそんなことになってしまうのでしょうか。

 

 

うすくても丈夫な表皮

 

皮ふは繊細な組織ですがある意味とても丈夫にできています。その証拠があります。秋田県には強酸性で有名な玉川温泉があります。多くの疾患や症状の改善に効能があるとして、湯治に多くの人が訪れます。先日テレビを見ていたら、この玉川温泉のお湯に、使い古した包丁に紐をつけて浸たし、6時間後に引上げると、なんと金属の部分がすっかり溶けてなくなっていました。木部の柄の部分だけが残っていたのです。こんな包丁をも溶かすお湯に浸かっても、人の肌は平気なのです。ところがバリア機能を失った肌はたちまちトラブルを引き起こします。化粧品の中にバリア機能を壊す成分が含まれているからです。なぜそんな成分が入っているのでしょうか。

 

 

浸透剤がバリア機能を破壊する

 

バリアとは何かを遮る障害物のことです。バリア機能とは、外部から肌の中に何も通さない機能のことです。しかし化粧品の美容成分を肌の中に浸透させるには、バリア機能が邪魔になります。そこで浸透剤を使ってバリア機能をこわさなければなりません。バリア機能とは、表皮のわずか0.02mmほどの厚みの中に存在します。ごく薄いサランラップ1、2枚ほどの厚みにです。こんなに薄っぺらい表皮が、外部からのアレルギー物質や細菌の侵入などを阻止するのはすごいことです。サランラップが簡単には破けないことでもわかります。ところがこのバリア機能が浸透剤などの化学物質で壊されると、肌内部の水分は蒸発しやすくなります。バリアがなければ、アレルギー物質や細菌もやすやすと侵入するようになります。これが乾燥肌や敏感肌などのトラブルを招く原因です。安全とされていても、このような合成成分が入った化粧品を5年、10年と使いつづければ少しずつ蓄積し、行き着く先はトラブル肌です。バリア機能を健全に保つことこそ美肌を保つカギなのです。

 

 

 

バリア機能を構成する3つの要素

 

バリア機能は、3つの要素で成り立っています。肌の表面にある①皮脂膜、②角質細胞間脂質、③天然保湿成分(NMF)の3つです。皮脂膜とは、肌表面に住みついている表皮常在菌が、皮脂と汗をエサにしてつくり出す天然のクリームです。それが肌表面を弱酸性に保ち、アルカリを好む悪玉菌の増殖を抑えてくれています。細胞間脂質は、角質層の細胞と細胞のすき間を埋めている油溶性の成分で、水分の蒸発を防ぐ役割をしています。天然保湿成分(NMF)は、肌の水分や保湿成分を角質層の中に蓄えている水溶性の成分です。この油溶性の成分と水溶性の成分が何層にも重なりあってラメラ構造をつくり、水も油も通さない仕組みになっています。わずか0.02mmの角層に、これだけの機能が備わっているのは驚異的なことです。このバリア機能が壊れされることさえなければ、肌トラブルは起きないのです。

 

 

 

バリア機能

                                            

                    バリア機能が水分を保持する

 

 

 

 

 

ナノ化された成分は肌の奥深く浸透する

 

そこでバリア機能を破さずに浸透させる方法の技術開発も盛んに行われています。ナノ化技術の登場がそれです。これは美容成分を微小化する技術です。肌の細胞の間をすり抜けるほど微小化されたナノ成分は、細胞の間をすり抜けてバリア機能を壊すことなく浸透させることができます。しかしこの微小な成分は、必要以上に肌の奥深くまで到達して毛細血管に入り込み、血液に乗って体の各部に運ばれ臓器に蓄積するため、安全性に疑問が提起されています。

 

 

    ナノ・メートルはこんなに小さい

    メートル(m)                            1

            ミリ・メートル          1000分の1

    マイクロ・メートル(μm)           100万分の1

    ナノ・メートル(nm)                 10億分の1

 

 

 

 

バリア機能を傷つける他の要因

 

バリア機能を傷つけるのは浸透剤だけではありません。肌を清潔に保つ石けんや洗浄剤が問題を引き起こすことがあります。強すぎる石けんは必要な皮脂膜まで削り取ります。多くの洗浄剤には合成界面活性剤が配合されているので、本来は混ざらない水と油を混ぜ合わせてしまいます。これが水と油の層が幾重にも重なってできている大事なバリア機能を溶かしてしまい、機能不全にしてしまうのです。油汚れを水で洗い流せる台所洗剤を思い浮かべると分かりやすいと思います。油性の強いメイクを落とすクレンジング剤には、合成界面活性剤が使われており、肌を傷めるもっとも大きな要因です。ほとんどの化粧品に配合されている防腐剤も、肌を守っている表皮常在菌を殺傷したり削ぎ落したりします。バリア機能が弱まると、敏感肌や酒さなどの引き金になるのです。 

 

 

 

白樺樹液とヒト幹細胞培養液

 

こうした問題をクリアするには、植物エキスなどの天然成分でつくられたオーガニック化粧品を使うことです。天然成分100%でつくられた商品であればバリア機能がこわれることはありません。基材が白樺樹液の化粧品であれば、水分の粒子が小さいので浸透剤を使わなくても高い浸透力を発揮します。しかもたくさんのミネラルやアミノ酸などの美容成分をも豊富に含んでいます。

 

また最近注目を集めているヒト幹細胞培養液の化粧品は、肌の中から必要な美容成分を再生してくれます。従来の化粧品と異なり、美容成分を外から補うのではなく、肌内部の衰えた幹細胞を再活性化して、肌を甦らせることができます。なのでエイジングケアにも最適です。しかも植物とちがって成分がヒト由来なので、アレルギーもなく肌なじみは理想的です。ただ注意が必要なのは、商品によってどんな成分が配合されているかです。ほとんどの商品にはさまざまなケミカル成分が使われているからです。ぷろろQEEENS美容液なら、基材が浸透性のよい白樺樹液なので浸透剤を使っていません。つねにどんな成分が使われているのか、全成分を確認する習慣を身につけることが大事です。そもそも広告に全成分が表示されていない商品は買わないことです。肌はバリア機能さえ健全であれば、肌の内部と外界とが遮断され、トラブルのないうるおいと透明感のある美肌を保つことができるのです。

 

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