モアオーガニックなスキンケア通販の「ぷろろ健美堂」を運営する白樺じっちゃんこと八幡です。

 

 

 

化粧品による深刻な皮ふ障害に悩む女性が急増していますが、いま発売中の週刊新潮 9月20日号に「塗ってはいけない!」「皮膚科専門医が警告する『化粧品の真実という記事が特集されました。肌荒れの原因は、化粧品に含まれる合成界面活性剤が、肌を守っているバリア機能を破壊し、細胞膜に穴をあけてさまざまな化粧品の成分が浸透するからだとし、皮ふの構造や仕組みに基づいて問題点を掘り下げています。化粧品についてこのような特集が組まれること自体が画期的なことです。以下に要点をご紹介します。

 

 

 

「スキンケアの本来の役割は、肌のバリア機能を補強することである。バリア機能は三重ものバリア構造からできていて、外部からの物質の侵入を防いでいる」。ところが洗顔剤やクレンジングに含まれる合成界面活性剤が肌のバリア機能をこわし、肌の門番としての常在菌を失わせ、肌荒れをもたらし」ている。「キレイになりたい気持ちが皮膚を破壊」する結果になっているというのです。

 

 

 

 

               特集記事『皮膚科専門医が警告する化粧品の真実』

 

 

 

「敏感肌で何を使っても赤くなるのは、バリア機能が完全に破壊されているからで、化粧品などの成分が容易に皮膚内に侵入してしまい、炎症を招く原因になっている。肌本来のバリア機能をとり戻さなければ治らない」と述べており、ある皮膚科の院長は「特に肌に負担が大きい界面活性剤は問題である。ある元エステシャンは仕事がら、多くの化粧品を使い、バリアを激しく損傷してしまい、キメが元に戻るまでに11年もかかった」と述べています。

                     

 

 

界面活性剤には合成界面活性剤と、石けんのような天然の界面活性剤がありますが、主に問題なのは洗浄力が強力な、分解性のわるい合成界面活性剤です。合成界面活性剤には陰イオン合成界面活性剤など、4つのタイプがあり、強さや用途により違いがあります。石けん素地は分解性がよく安全とされていますが、ただ製造方法の違いなどいろいろあり、刺激の強弱もあるので、敏感肌や酒さ様皮膚炎などの場合は、たんに成分表示だけでなく、皮脂や常在菌を取りすぎない低刺激のものを選ぶことが大事になります。

 

 

 

 

化粧品の全成分表示の問題点についてつぎのように述べています。「日本の化粧品に使用される成分は、2000年までは2900種類弱だったが、いまや1万種類を超えている。これは2001年の薬事法改正で『全成分表示制度』が導入され、消費者が全ての成分を見ることができるようになったのはよいが、同時に、化粧品業界にとって大幅な規制緩和になった。改正前は、化粧品の製造に使用できる成分が定められていて、それ以外の成分を使用する場合は、安全性テストを行って問題がないことを厚生省に示す必要があった。しかし改正後は一部制限があるものを除き、どんな成分でも承認許可なく配合できるようになった」。つまり製造にあたって何でも使えるようになったというのです。消費者は成分をみても、1万種類以上もの膨大な成分の良し悪しを判断するのは、現実問題として難しくなったといいます。

 

 

 

 

 

                    発売中の週刊新潮9月20日号

 

 

 

 

 

また規制緩和がもたらした結果として、石油を原料につくられるケミカル成分の化粧品は利益率が大きいことから、「家電やフィルム、服飾、アクセサリーなどの異業種からの参入が盛んになり、平たくいえば規制緩和が素人でも化粧品を作れるようになった」 としています。「化粧品はイメージ次第でいくらでも魅力的な商品に見せることができ、高く売れて利益率が高い業界なので、他業種からの参入が後を絶たない」といいます。つまり肌のためであるより、利益を目的としてさまざまな業種が化粧品業に参入するようになり、いろいろな商品が氾濫しているのです。

 

 

メーカーの多くは、どのキーワードを使用すれば購買者が何%増えるかなどを分析して、「つい手に取ってしまいたくなるような心地のいい言葉や表現をならべ、消費者を勧誘している」といいます。画期的な新成分を夢のような言葉で巧みにアピールし、女性の心をくすぐるイメージ戦略がとられているというわけです。消費者はそうした言葉を鵜呑みにするのでなく、そこに配合されている成分をしっかりみて、良し悪しを判断できる知恵をもつ必要がある、ということになります。

 

 

テレビや新聞の全面広告、女性誌には膨大な化粧品の広告があふれています。メディアにとって化粧品はまさに広告料収入の源泉であるので、安易な批判は書きません。ですからこのような化粧品の真実や裏側を暴露するような記事が書かれることはほとんどありません。記事は、内容的には、このブログでこれまで繰り返し述べてきたことにつきるのですが、それが真実であり、より客観的になったのはうれしいことです。ここに登場する一人は理学博士で、父祖3代にわたって美容研究所をいとなみ、現代の化粧品に厳しい警告を発して何冊もの書籍や、膨大な化粧品の成分を調べて「化粧品毒性判定辞典」を出版するなど啓蒙に当たってきた、白樺じっちゃんも面識がある方です。週刊新潮の特集はさらに次号につづくようなので、駅の売店やコンビニ等で手にとってみてはいかがでしょうか。

 

 

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