モアオーガニックなスキンケア通販の「ぷろろ健美堂」を運営する白樺じっちゃんこと八幡です。 

 

 

肌のお手入れは何のためにするのでしょうか?決まり切った質問で恐縮ですが。もちろん答えは「美しくなりたいから」ですよね。いまの肌になんらか不満があって、それをきれいにしたいからだと思います。ではその肌は、素肌をきれいにしたいのでしょうか、それとも化粧品を上からぬって美しく見せたいのでしょうか。おそらく素肌からきれいにしたいはずですよね。ところが実際には、化粧品で何とかできないかと、化粧品に頼りすぎているのでは?

 

 

いま大多数の女性が、素肌を美しくしたいと願いながら、美しく見せかけることに精を出しているように思います。ヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンE、アミノ酸・・・、さまざまな美白成分、それらを肌の奥まで送り込めば美しくなれると思っているのです。その切実な思いはよく理解できます。でも化粧品に直接的な効果を求めると、対処療法に陥ってしまいます。美容成分を肌に送り込むためには、大事なバリア機能が邪魔になります。だから合成界面活性剤を浸透剤に使って、バリア機能を壊してしまいます。

 

 

バリア機能が壊れると、アレルギー物質が肌の中に自由に出入りできるようになり、水分も蒸発しやすくなって、肌本来の機能がだんだん狂いはじめます。合成成分はもともと自然界に存在しない成分なので、人の体は分解する酵素をもっていません。このため体に一部が蓄積して、有害な活性酸素を発生させ、細胞を酸化していきます。また肌が艶やかにみえるように、合成ポリマーが使われます。合成ポリマーが肌の表面をうすいビニールの膜でおおうと、肌はたしかに艶やかにみえますが、肌そのものが艶やかになったわけではありません。皮ふ呼吸ができなくなり、必要な皮脂分泌が滞りってしまいます。これって、肌にとっては拷問にちかいのではないでしょうか。

 

 

 

ひとつの実例を、次の成分表でみてみましょう。16,000円ほどもする高級な、ある有名メーカーの乳液です。あなたはこの乳液をご自分の肌につけたいですか。

他メーカーさんの商品を引き合いにするのは心地よいことではありませんが、あえてご覧いただくことにします。

 

 

植物エキスがいくつかみえますが、ほとんど合成成分のかたまりです。ステアリン酸グリセリル、PEG-60水添・・・、水添レシチン、ラウレス7など、浸透剤や乳化剤として合成界面活性剤が何種類も入っています。これでは植物エキスも効果を十分に発揮できないはずです。ほかに合成ポリマー、保湿剤、キレート剤、防腐剤、乳化安定剤など、合成成分のオンパレードです。つけたとき、どんなに肌ざわりがよくても、しっとり感があって心地よくても、毒性判定は完全にクロです。

 

 

 

 

 

 

なぜ合成界面活性剤が何種類も使われるのでしょうか。それはアレルギーや発がん性があるひとつの成分に、国が配合量を規制しているからです。しかし一つの成分に規制があっても、総量には規制がないため、少しちがうが同じ働きをする成分を複数使えば、効果を強められるのです。それによって毒性はもちろん強まります。このようにして商品を長持ちさせるための防腐剤も複数つかわれます。また合成成分を上手に使えば、つけ心地をよくしたり、肌ざわりを滑らかにしたり、粘りを調整したり、どんな効果でも出すことができてしまいます。コンビニの食品も食品添加物を使えば、いまやでどんな味でもつくれてしまう時代です。合成成分は化粧品メーカーにとって、価格も安く、使い勝手がよいのでとても好都合なのです。

 

 

しかし国が規制を設けているのは、毒性が強いからです。その効果は時間をかけてじわじわと現れるので、ほとんど気づかないうちに進行します。そして新たな悩みにかわるころ、メーカーは、「こんなお悩みありませんか」とささやき、新しい化粧品をすすめます。こうした循環で化粧品は売れつづけていくので、化粧品メーカーは困ることがありません。

 

 

オーガニックは対処療法ではないので、即効性という点では、ケミカルにかなわないかもしれません。しかし、化粧品の合成成分が原因で肌になんらかの症状がある場合には、天然成分に変えるとすぐに症状がおさまる場合があります。オーガニックな美容成分はターンオーバーの新陳代謝にあわせて、肌本来のバリア機能を修復していき、自然のリズムを取り戻し、肌本来の営みを助けるように働きます。

 

 

基底層で生まれた肌細胞は、ターンオーバーによって少しずつ角質層へと押し出され、最後はアカになって剥がれ落ちます。このサイクルが順調に維持され肌が生まれ変わっていけば、基本的に肌トラブルは生じないはずです。肌をこわして外から化学成分を入れ込むのでなく、肌本来の自然な営みがスムーズに進むように助けるのが、化粧品本来の役割です。わざわざお金をかけて、肌をこわしてほしくないものです。

 

傷んだ肌の修復には、1回から数回のターンオーバーが必要です。肌の細胞を入れ替え、薄くなった肌を保水力のあるもとの厚みに戻す必要があるからです。肌が老化しきらないうちに、本物のオーガニックでしっかり素肌を整えていけば、潤いのある、シミやくすみのない肌をキープできるようになります。するとスキンケアは、①洗う、②潤す、③保護する、のシンプルな3ステップですむようになります。毎日が気分も軽く、楽しく明るく過ごせるようになりたいですね。

 

 

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