きままにRoad Sailing -2ページ目

きままにRoad Sailing

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最初に言うが、私は決して怒っているわけではない。
呆れて嘆いて、そして悲しんでいるだけです。
クロとシロ
私が唯一応援していたバンド。
9月24日にツアーファイナルとしてファーストワンマンライブを行いました。
それはいい。応援を始めてからずっと熱望していたことだし涙が出るほど嬉しいことでした。
だから出来る限りのことをして盛り上げるために全力を尽くしました。
スタンドフラワー、サイリゥム、クラッカー、ボーカルのシロさんの生誕も兼ねるというのでバースデーケーキ。
会場の巣鴨獅子王との電話、また直接赴いての店長との打合せ。
これは全て私一人です。誰も協力者はいません。
かかった経費は数万円です。当日に一人だけから協力金をいただきましたが。
協力を呼びかけましたが、私が嫌われていたのかな。お金の話しになると後で協力するの一点張り(笑)(笑)
それでも気にしませんでした。微塵も期待していなかったので。
それでもよかった。クロとシロがワンマンライブをやるのですから。
当日は盛り上がりました。私が頭で描いていた通りの光景でした。
メンバーもお客さんも盛り上がり、サイリゥムの光りが波のように揺れて。
入口では派手なスタンドフラワーが。
お客さんもメンバーも気に入ってくれたようで、かなりの人が写真を撮ってくれていました。
本当によかった。


でも・・・・・

よかったのはここまで
続く
昨日4月11日。
これほど哀しく、けれども温かい。そして優しい空気の流れるライブを私は知らない。

先日孤独死した10年来のファン。
葬儀もなかった彼の死を悼み、追悼ライブを開催。

当然ながら彼女にはかなりの葛藤があった。
毎回欠かさず来ていたとは言え、アーティストとそのファンという関係。
勝手に住所を調べ、訪ねるという行為。
それはやっていいものなのか。却って迷惑なのではないか。
難しい判断であったことは想像に難くない。

だが、意を熱して行動に移した彼女にとってその結末はあまりに残酷なものであった。

孤独死。
遠縁の人による葬儀もなしの埋葬。

普通ならここで終わる。

だが、

彼女の行動は違った。

10年来のファン。ろくにお客さんのいない時から欠かさず応援にきてくれた。
有形無形の応援の数々。
時にぶつかりながらも自分のために時間を遣って、懸命に働いて得たお金を遣って応援してくれていた。
そんな人が葬儀もなくて突然のお別れになってしまった。

それなら自分がお別れの会みたいなものを開催しよう。

多少私の思い込みもありますが、大体このようなことのようです。

これをブログで発表すると、当然ながら様々な反響が。
特定のファンに対する贔屓だ、。ファンには平等であるべきだ。
売名行為だ
金儲けの手段だ。
etc.

ても、殆どの人が称賛し感動してくれた。
国内ばかりか、海外でも報道されて。

第一ですね。
ファンは平等であるべき?
10年来のファンとなったばかりの人。またはリプだけでライブには来ない人。それが一緒ならどこが平等なのか?不公平だし不平等だと思うが。

売名行為?
どこにも自分で売り込んでないのに?

金儲け?
音楽で身を立てていくんだから金儲けは当然。
どんどん儲けてほしい。そうでなくては活動が続かない。
しかしながら、誠に残念ながら今回のイベントでは金儲けには程遠いだろうなあ。

ライブ自体は普通の流れながら、やはりどこか違う雰囲気で。
献花台ならぬ献サイリウム台を設け、そこに故人のイラストを置いてあった。

トリに登場した有坂さん。
いつものように軽妙で軽口を交えながら、でも涙を堪えながらステージをすすめました。

これほど真情溢れる有坂さんは見たことがない。
こんなに温かい心を持った人はなかなかいない。

そしてこれほど優しく思いやりに溢れた心を持った人が絵仁の友人でいてくれている。

それが何とも嬉しい。

絵仁。有坂さんと出会えてよかったね。

ちょっと横道に逸れたけど、昨日はただひたすら感動のライブでした。
これから書くことはあくまで私見です。
私はバンドというものは、あくまでメンバー全体で音を奏でるものと思っています。
例えば、ボーカルが飛び抜けて上手い。
ギターの演奏が秀逸。
それはそれで結構なことですが、それだけでは興味が湧かないんです。
ボーカルが
上手いから、それを前面に押し出す。その手法もありでしょうが、それならボーカルがサポートメンバーでやればいい。
私に言わせれば、それはコーラスグループです。
ギターが秀逸なら、そのレベルに合わせたバンドに移り、より高めを目指せばいい。
重要なのはボーカルも1つの楽器として全体を構成する音楽であってほしい。
それがJポップであれ、ロックであれ、一番だと思いますが。