昨日4月11日。
これほど哀しく、けれども温かい。そして優しい空気の流れるライブを私は知らない。
先日孤独死した10年来のファン。
葬儀もなかった彼の死を悼み、追悼ライブを開催。
当然ながら彼女にはかなりの葛藤があった。
毎回欠かさず来ていたとは言え、アーティストとそのファンという関係。
勝手に住所を調べ、訪ねるという行為。
それはやっていいものなのか。却って迷惑なのではないか。
難しい判断であったことは想像に難くない。
だが、意を熱して行動に移した彼女にとってその結末はあまりに残酷なものであった。
孤独死。
遠縁の人による葬儀もなしの埋葬。
普通ならここで終わる。
だが、
彼女の行動は違った。
10年来のファン。ろくにお客さんのいない時から欠かさず応援にきてくれた。
有形無形の応援の数々。
時にぶつかりながらも自分のために時間を遣って、懸命に働いて得たお金を遣って応援してくれていた。
そんな人が葬儀もなくて突然のお別れになってしまった。
それなら自分がお別れの会みたいなものを開催しよう。
多少私の思い込みもありますが、大体このようなことのようです。
これをブログで発表すると、当然ながら様々な反響が。
特定のファンに対する贔屓だ、。ファンには平等であるべきだ。
売名行為だ
金儲けの手段だ。
etc.
ても、殆どの人が称賛し感動してくれた。
国内ばかりか、海外でも報道されて。
第一ですね。
ファンは平等であるべき?
10年来のファンとなったばかりの人。またはリプだけでライブには来ない人。それが一緒ならどこが平等なのか?不公平だし不平等だと思うが。
売名行為?
どこにも自分で売り込んでないのに?
金儲け?
音楽で身を立てていくんだから金儲けは当然。
どんどん儲けてほしい。そうでなくては活動が続かない。
しかしながら、誠に残念ながら今回のイベントでは金儲けには程遠いだろうなあ。
ライブ自体は普通の流れながら、やはりどこか違う雰囲気で。
献花台ならぬ献サイリウム台を設け、そこに故人のイラストを置いてあった。
トリに登場した有坂さん。
いつものように軽妙で軽口を交えながら、でも涙を堪えながらステージをすすめました。
これほど真情溢れる有坂さんは見たことがない。
こんなに温かい心を持った人はなかなかいない。
そしてこれほど優しく思いやりに溢れた心を持った人が絵仁の友人でいてくれている。
それが何とも嬉しい。
絵仁。有坂さんと出会えてよかったね。
ちょっと横道に逸れたけど、昨日はただひたすら感動のライブでした。