こちらは、戦前に残された木版画をモチーフとフレームサイドに
使用した作品です
逆にすると鎧武者が現れます
それぞれ単体でも
モチーフの刀が効いているので存在感ありますね
サイドとエッジはそれぞれが剥がれないようミクロン単位で
修正し貼り付けを行っています。指先の感覚頼りです
モチーフの木版画も近くで見ると質感が素晴らしいです
確り摺られているので立体感を覚えます
フレームに使用されている木版画も、近くで見ると型押し
で摺られているので、顔料の寝ている箇所が光の加減で
美しい文様を浮かばせる、当時の技巧の高さを窺わせます
別作品です。武者の後姿がカッコいいですねぇ
逆サイドの木版画には、広重の東海道五十三次・岡崎の
風景を貼り合わせています。風景でありながら「柄」として
捉えているので、彩色やグラデーションがモチーフとの親和性を
高めてくれます
同じく接写すると、刀の質感の素晴らしさを感じます
ご先祖様の遺してくれた技巧に感謝です
正面では分かりづらいですが、ライティングで銀彩の美しさ
がしっかりと和紙に刻まれています
同じく単体でも
細かい拘りですが、サイドの岡崎の木版画は空に山吹の
グラデーションが掛かっていますので、上部フレームに
使用しているちりめん和紙にも近似したカラーを引っ張って
来ています。風景とは趣が異なりますが、これはこれで
面白いですね












