イエスの御体は神殿である。


しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。
それで、イエスが死人の中からよみがえられたとき、弟子たちは、イエスがこのように言われたことを思い起こして、聖書とイエスが言われたことばとを信じた。(ヨハネ2・21-22)


すでに述べたように、聖書によれば、復活とは「神殿の再建」だった。

エゼキエルの第三神殿は、イエスの復活体を意味する。

タルムードユダヤ人はイエスをメシアと認めていないので、石造りの神殿を建てようとしている。

彼らは、クリスチャンが祈りによって彼らの活動(シオニズム)を妨害しないように、ディスペンセーション主義という「半タルムードユダヤ主義」の神学を教会に導入し、石造りの神殿建設に賛同させてきた。

リベラルは啓蒙主義によって、リベラルから逃れた福音派の人々はディスペンセーション主義によって、骨抜きにされてきた。

教会の中でまともな神学を持つものはほとんど皆無となった。

タルムードユダヤ人による巧みな欺きによって、クリスチャンはシオニストになってしまった。

イスラエルの建国も、神殿建設も、すべて彼らの「地球乗っ取り計画」のステップである。

彼らはイエスの時代に失敗したので、再チャレンジしている。

キリストが再臨された紀元70年以降、全世界の権力はキリストによって掌握されているので、サタンには勝算はない。

「どうすれば、この計画を実現できるだろうか」と考えた彼らの脳裏に妙案が浮かんだ。

「イスラエル建国と神殿建設、タルムードユダヤ人のメシアを受け入れさせる神学を作ればいい!」と。

「われわれの計画があたかも聖書に記されているかのように、プロテスタント神学を組み直せばいい!」と。

「われわれのメシアを受け入れさせるには、再臨未来説を吹き込もう!そのために、紀元70年の神殿崩壊を強調しないようにしよう!イエスは、初臨において旧約聖書を完全には成就しなかったと教え込もう!」と。

「イエスにはやり残した宿題がある。それを解決するのが再臨だ」との教えは誤謬である。

イエスは十字架上で「目的を達成した(テテレスタイ)」と言われた。

イエスは「旧約聖書(律法と預言者)を成就するために来た」と言われたが、もしやり残した宿題があるとすれば、この御言葉はウソということになる。

違う!

イエスは旧約聖書を完全に成就されたので、やり残しはない。

再臨未来説は、タルムードユダヤ人の偽メシアを受け入れさせるための巧妙な騙しである。