「なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。それこそ、人の子があなたがたに与えるものです。この人の子を父すなわち神が認証されたからです。」(ヨハネ6・27)
1.
「この人の子を父すなわち神が認証された」
父なる神は、人となったキリストを認証された。
なぜか。キリストは神の法をすべて守ったからである。
わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです。(マタイ5・17)
キリストが律法や預言者を成就されたので、神により「永遠の命の相続者として」承認された。
キリストにつく信仰とバプテスマを受けた者は、もはやアダム族ではなく、キリスト族になった。
つまり、キリストと契約的に一体である教会の一員となった。
教会は、キリストと運命共同体である。
2.
「それこそ、人の子があなたがたに与えるものです。」
運命共同体であるがゆえに、キリストが永遠の命を受けられたら、教会も永遠の命を受ける。
キリストは、すべてのクリスチャンに永遠の命をお与えになる。
3.
「なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。」
人は、食物を得るために働く。
しかし、その食物は、食べれば消えてしまう。
だが、イエスがお与えになる食物は、食べても食べてもなくならない。
むしろ、それは、われわれを永遠の命に導いてくれる。
4.
世のほとんどの人々が「なくなる食べ物」のために働いている。
死ねば終わりである。
どんなに巨額の資産を蓄えても、死ぬときは無一文になる。
しかし、クリスチャンは「なくならない食べ物」のために働く。
われわれが御心にしたがって活動するときに、その活動は永遠に残る。
5.
もっとも有意義な人生とは何か。
それは「神にすべてを委ねる人生」である。
「これから起きるすべてのことをコントロールし、私の願いではなく、あなたの御心のままに行い、また、行わせてください」と祈ることである。
すると、神はわれわれの人生のあらゆる部分が無駄にならないように、必要なときに必要な人材や健康、資力が与えられるだろう。
神にすべてを委ねず、自分の願望を優先すると、無駄なことをやって結局無意味な一生になりかねない。
一番確実な人生は、神に全身全霊を委ねることによって得られる。
私は、若い頃に全身全霊を委ねた。
その結果、必要な人と必要な時に出会った。
出会いも別れもすべて神がコントロールしてくださった。
そして、有益な知識を過不足なく与えられた。
その知識と理解が伝道に十分な量に達したときに、インターネットが普及しはじめ、多くの人々に伝えることができるようになった。
当初、自分にとっては無駄に思えた日猶同祖論の知識も、後に非常に重要な活動につながった。
日本という国が、聖書的にどのような位置を占めるかについて悟りが与えられた。
このきわめて重要な知識は、私が努力して得たものではなく、すべて神の恵みである。
主に委ねていただきたい。
そうすれば、必要なときに必要な助けを一生受け続けるようになる。