反キリストはネロです。繰り返しますが、黙示録13章は紀元70年に成就したと解釈しないとダニエル書との整合性がとれません。
さらに言えば、ネロ及びティトゥス、ローマ帝国です。
宗教改革者たちが反キリストをローマ法王としたのは、やはり、プレテリズムの理解が足りなかったとしか言えません。
ローマ教会は、ロックフェラーとオランダ王室(ローマ皇帝の末裔)と一緒になって、ビルダーバーグ会議を開始しましたが、これは、黙示録の悪魔のトライアングルそのものです。
イルミナティは明らかに黙示録を模していろんな組織を作ったり事件を起こしています。こうすることによって、クリスチャンに対して「黙示録の時代がやってきた」と信じさせることができ、プレ・ミレ・ディスペンセーション主義を確信させることができます。
ローマ・カトリック教会を「黙示録の反キリスト(偽預言者)」と描くことは、「黙示録の時代がやってきた」とクリスチャンに信じ込ませる効果があるので危険です。信じ込んだクリスチャン(たとえば、宇野正美氏のようなディスペンセーション主義者)が、人々を惑わして「終末が近づいた」と宣伝する助けとなっています。
宗教改革者には限界がありました。それは、紀元70年にすでに「法的に世界はキリストのニュー・ワールド・オーダーになっている」ということを確信できなかった。
そのため、「再臨を未来に期待する」という中途半端な信仰に留まり、それが、今の福音派のディスペンセーション主義の受容につながっていると感じます。
繰り返しますが、イエスは「はっきりと」再臨は「この時代のうちに起きる」と言われた。ですから、あたかも再臨が未来に起きるかのような印象を与える「ローマ・カトリック反キリスト説」は極めて危険な教えと言えます。
「イエス・キリストには、紀元1世紀の初臨と再臨において、やり残したことはない。紀元70年において、法的に世界は完全に新しくなった。この新約時代の世界秩序において、クリスチャンはキリストとともに王である。」
プロテスタントが、このような確信を得られることができなかったのは、宗教改革者たちがプレテリズムをきちんと理解できなかったからだと思います。