1.
YouTubeで、「中国の臓器狩り」のビデオのコメント欄で「薬で治療できる患者に手術を勧める日本の医者も同じようなもの」と書いたら医者らしき人間から返事があった。
「医者になるためにかけた労力とお金を考えれば当然のことです」と。
それに対して私は「金儲けには文句は言わないが、入院と手術で儲けるために薬で治療できる患者に手術を勧めるというのは、職業倫理に反しており、いずれ信頼喪失という手痛いしっぺ返しを食らいますよ」と答えた。
このような人間が医者をやっているとは驚きである。
おそらく今の社会では、あらゆる領域において、このようなモラルハザードが起きているのだと思う。
世の人々にとって、「すべては金」である。
いくら倫理を説いても「金にならない」という理由で、その人の行動を変えられない。
しかし、逆を言えば、金があれば、世の人々の行動を変えられるということである。
クリスチャンが世界を支配する上で、金がないと「絵に描いた餅」である。
2.
言っておくが、金で失敗したら、全部で失敗したのである。
金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(ヘブル13・5)
金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。(1テモテ6・10)
金銭はガソリンのようなものであり、扱い方が非常に難しい。
少しでも「偶像礼拝」の要素が入ると、爆発する。
しもべは、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、または一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」(ルカ16・13)
金銭を愛する人は、神を捨てたのである。
3.
しかし、クリスチャンは、金持ちになる必要がある。
あなたの神、主を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えられるのは、あなたの先祖たちに誓った契約を今日のとおりに果たされるためである。(申命記8・18)
「富を築き上げる力」は、神と先祖(アブラハムやイサク、ヤコブなど)の契約を成就するためにクリスチャンに与えられる。
神とアブラハムはどのような契約を結んだのだろうか。
あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」(創世記12・3)
アブラハム契約の目的は、「地上のすべての民族があなたによって祝福される」ことにある。
クリスチャンは霊的イスラエルであり、アブラハムの霊的子孫である。
どうか、この基準に従って進む人々、すなわち神のイスラエルの上に、平安とあわれみがありますように。(ガラテヤ6・16)
それゆえ、アブラハム契約は、クリスチャンに適用される。
「富を築き上げる力」は、アブラハム契約を成就し、「地上のすべての民族があなたによって祝福される」ためにクリスチャンに与えられる。
クリスチャンが金持ちにならなければならないのは、地上のすべての民族が祝福されるためである。
4.
現在、ルシファー教徒たちが金持ちになっているので、世界は呪われている。あらゆる民族が食い物にされている。
われわれは、この悪魔の体制を転覆し、神の国を全世界に広めなければならない。
クリスチャンが金持ちになることにより、世の人々を動かすことができる。
あの「金のために不要な手術もするような拝金主義者の医者」をも動かせる。
富と権力の出所を抑えることができれば、世界のすべての民族は祝福される。
われわれは、爆発性の高いこの「金銭」という危険物を「偶像礼拝者」になることなく手に入れるという高等技法を学ばなければならない。