https://www.youtube.com/watch?v=Lp2Xb5bqg3g
このビデオで宮崎正弘氏が「日本のバブルで不良債権化したのは200兆円。これで失われた20年が生まれた。」と言っておられる。
この不良債権を日本政府は、どうして実体経済で補おうとしたのだろうか?
バブルって資産バブルなわけで、いくら膨らんでも、実体経済が拡大したわけではない。
つまり、株価が上昇し、資産が実体経済と不釣り合いに拡大しただけの話。
その信用創造で増えたカネは、実体経済の裏打ちがないカネであるから、膨らむのが速ければ、しぼむのも速い。
はじけると大きな穴ができるが、これは、信用創造によって作られた穴であって、実体経済の失敗によって作られた穴ではない。
たとえば、日本の製品が劣化して市場競争力を失ったとかの理由でできた穴ではない。
これをなぜに実体経済の負った負債として処理し、実体経済の努力で補おうとしたのか(たとえば、増税)?
マネーゲームでできた穴をなぜマネーゲームで塞ごうとしなかったのか。
信用創造で補えばよかったのだ。つまり、日銀が損失した金額に合わせて紙幣増刷し、銀行もそれに合わせて信用創造すればよかった。
何百兆穴が開いても、その分の紙幣1枚を発行すればチャラになるはず。
それをせっせか、実際の労働によって塞ごうとしたので、「いらぬ苦労」を20年間させられた。
普通の国民の場合、競馬などのギャンブルで大損をしたツケは、実際の労働によって補うしかない。なぜならば、紙幣を刷る権利がないから。
しかし、国の場合は、紙幣を刷ることができるので、大穴ができたら、ハイパーインフレにならない限りにおいてその分だけカネを作ればいいのだ。
日本政府は「逆の処方をした」。
日銀はインフレを極度に恐れ増刷せず、政府は緊縮財政のうえに、増税。
大きな穴を放置しただけではなく、その穴ができるだけ埋まらないように動いた。
これを陰謀と見るなと人々が言うが、陰謀でなければ、じゃあなぜ日本政府はこんな稚拙な方策を講じたのか。
大バカだったから?