サタンは「空中の権威を持つ支配者」と言われている。
そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。(エペソ2・2)
つまり、「地」の相続者ではないのである。
地上の権威は、紀元70年以降、イエス・キリストが所有している。
サタンは、空中の所有者に追い立てられた。
だからといって、飛行機が飛ぶ空間はサタンのものか、というとそうではない。
ここで言っているのは「サタンは被造物に対して権威を失っている」ということである。
つまり浮雲的存在なのである。
地に足がついていない存在である。
不動産を所有している人と、所有していない人とどちらが社会的に権力があるか。
いくら所有していない人が能力があっても、不動産を持っている人の一存で、住んでいるアパートや職場を追い出されるかもしれない。
国家にとってなぜ領土が重要かと言えば、権力そのものだからである。
日本が北方領土の所有権を主張して、そこに住んでいる人々に命令を発しても、届かない。
なぜならば、北方領土の実質的な支配権はロシアが持っているから。
土地や領土を所有していない人には権力はない。
サタンには、所有する領土がない。
空中に浮いているだけである。
その事実がばれないように、サタンはプレ・ミレを作り、「今の時代、まだサタンが世界の支配者である」と思わせている。
「再臨がない限り、クリスチャンに支配権はない」と思わせている。
実際は、クリスチャンこそが土地の所有者である。
イエスが「天においても地においても、私に一切の権威が与えられた」と宣言されたときから、地上のすべての土地はキリストの所有になった。
だから、イエスと一体である教会も所有者になった。
イエス契約を結んで、クリスチャンになった人は誰でも土地持ちであり、真の権力者である。
この事実を知られることがサタンにとっては一番恐ろしい。
だから、われわれを妨害する。
しかし、無駄である。
われわれが口を閉ざしても、神はそれを叫ぶ人々を起こされる。
空中の権威しかないサタンや悪霊は、風が吹けば飛んでいく。
無産者階級は、有産者階級の奴隷である。
イルミナティだの、タルムードユダヤ人だの、クリスチャンに勝てるわけがないのである。
だから、プレ・ミレを捨てて、ポスト・ミレに変わらなければならないのである。
プレ・ミレのままでいても、せっかくわれわれに与えられた巨大な権利と権力と富をみすみすドブに捨てるようなものだ。
ポスト・ミレに変わるならば、これまでサタンが人々をだまして所有していたものをクリスチャンが受け取ることができる。
本気になれば、ものすごい権力と富がわれわれのもとに集まるだろう。
「地上の問題にかかわると、いろいろ戦わなければならないでしょう。それよりは、携挙されて天国に早く行きたい」というような人は、天国にもいけない。
役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。そこで泣いて歯ぎしりするのです。(マタイ25・30)