生き物を捕まえている人は、みんな仲間!?

 

横須賀の観音崎にある公園に行きました。

ここは小さな砂浜で泳いだり、磯で生き物を捕まえたりすることができ、小さな子どもたちが比較的安全に海の魅力を味わうことができる場所です。

 


3歳の次男は、はじめは海に入るのを怖がっていたものの、しばらくすると自分からお尻を水の中に入れはじめました。波が押し寄せてくるたびに、驚きと嬉しさの両方の表情をして楽しんでいました。5歳の長男は、次男よりも慎重。長男のくるぶしくらいの深さから動こうとしません。

「こわーい!!」と言いながら、何とも言えない表情をしています。きっと本当に怖いんだと思います。同じ場所に連れて行っても、兄弟でこんなにも動きが違うとは。慎重に考えて行動するから怖いと思うのだろうし、何も考えていないから深いところまで入って行ける。どちらも大切な考え。



磯には、小さなカニや魚たちがいました。妻が一番夢中になってカニを追いかけていました。我が子たちは、知らない人に話しかける習慣があります。この日も、近くでカニを取ったり、釣りをしている男の子に声をかけていました。

長男「なにがとれるの?」

小学2年生「カニだよ!見る!?」

長男「うん!みたい!」「うちのお母さんはカニを手で捕まえたんだよ!」

小学2年生「すごいね!僕はこれで釣ったよ。この釣竿あげるよ!やってみて!」

長男「ありがとう!やってみるね。」



割りばしにホタテのひもが付いた手作りの釣竿をもらいました。虫取りをしているときもそうですが、知らない人に話しかける長男と次男。

面白いことに、長男と次男は、生き物を捕まえているときは自信満々なようで、どんどん知らない人に話しかけます。そうでないときには、長男はおとなしくなり、次男はいつでも話しかける。そういえば、次男の面白いエピソードがあります。

先日ガチャガチャでヘラクレスオオカブトの模型を手に入れました。彼の想像以上の大きさだったようで、とても嬉しそう。大事に手に持ち、嬉しそうな表情で眺めながら歩いていました。向かいから次男よりも少し年が上の女の子が歩いてきました。すると次男は、「かっこいいだろ~!」と自慢をし始めました。突然自慢された女の子は、一緒に歩いていたお母さんと顔を合わせます。そしてお母さんと笑ってくれました。

 

磯遊びを終えた後、近くにある博物館に行きました。

先程捕まえたカニや魚たちが展示されており、名前や生態を知ることができました。自分の経験を振り返ることができ、知識が広がっていく瞬間を目の当たりにしました。



夜は、クワガタを探しに森へ。

樹液の争いをしているクワガタたち。

長男はじっと2匹の様子を見ていました。


我が家の子どもたちは生き物に育ててもらっています。