日曜日の出来事です。

早起きをした3歳の次男と一緒に近所の公園に行きました。夏には蝉がいっぱいとまっている木の下を見た次男が、木のみが落ちていることに気付きました。顔を上げて木の枝を見ると、木のみが上から落ちてきていることに気付きます。長男は私に抱っこをされ、木の上にある木のみを手にしました。色によって硬さが違うことに気付きました。

「お母さんと、長男、お父さんと自分の」と言いながら大切そうに手のひらの上に乗せ、家に帰って行きました。

家に帰って玄関を開けると、起きたばかりの長男が立っていました。次男が「お兄ちゃんの木のみとってきたよ」と長男に伝えると、長男は「ずるい!ぼくもいく」と言って、今にも外に飛び出して行きそうな雰囲気でした。いくら言っても聞かないので、長男も公園に連れて行くことにしました。

次男が長男に木のみがある場所を伝えます。長男は、「そんなの知ってるよ!」と強気の発言。2人で木のみを取り始めました。


硬い木のみを踏んづけたり、熟して赤い木のみを絵の具がわりにしてみたりしながら、木のみの様子をよく観察していました。私が、「木のみを鳥が食べ、鳥が糞として木のみの種を他の場所に運んでくれる」という流れを説明すると、なんとなくではありますが、理解することができました。


家に着くと、早速子ども亜たちは数を数え始めました、算数の数を求める学習まででえきました。


何気ない気づきが兄に広がり、2人で深めていく姿が見られました。朝の散歩の時間がここまで広がるとは!子どもの力は恐るべし!