食事後のお絵かきタイム中です。

4歳の長男と2歳の次男が描くものに、2人の成長の違いを感じます。絵にはその子の認知の発達の様子や思考力、手の巧緻性などがよく現れるように思います。


2歳の次男は、色々な色の色鉛筆を手にし、線を引いて塗りつぶしていきます。

「これはなに?」と私が聞くと「黒、黄色、青、ピンク」と説明してくれました。表したいものがあるというよりは、自分の興味がある色を端から塗っていったようです。10分ほどで描き終わり、色鉛筆のケースの文字を読もうとしたり、独り言をつぶやいてみたりしています。


一方、4歳の長男は、色鉛筆のケースに描かれているスーパーマリオの絵を一生懸命に見ながら描いています。

画用紙に目が付くんではないか、という距離感で描き続けます。パックンフラワーや、きのこを描いたりしています。見たものを描くことがとても上手になっています。見たものを同じように描けるということは、その形を認知し、捉えることができているということです。さらに、描きたいイメージを自分の思い通りに手を動かす巧緻性の高まりも分かります。長男の方が少し長く取り組んでいました。集中力も年齢と共に高まっていくことを感じます。しばらくすると、マリオの絵本を持ってきて、ページをめくり始めました。お気に入りのキャラクターを見つけると、真似をして描きます。描きたいものをはっきりとイメージして描いています。

「みて、できた!」と嬉しそうに見せてくれました。


こうしてそれぞれの絵を描く姿を見ていると、それぞれの今の様子や、成長を感じることができます。子どもの絵を描く様子を見るのは、とても楽しいです。